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不妊治療と仕事両立支援で県内初認定・・・白鷺電気工業

2024年7月17日(水)

 白鷺電気工業梶i熊本市東区御領8丁目、沼田幸広社長)は5月23日、子育て支援に加えて不妊治療と仕事の両立を支援する企業として厚生労働大臣が認定する制度「くるみんプラス認定」を取得した。同制度のプラス認定取得は県内初。
 「くるみん認定」とは次世代育成支援対策推進法(次世代法)に基づいて行動計画を策定し、その実施状況が優良な企業を認定する制度で、「くるみんプラス認定」はそれに加えて不妊治療のための休暇制度を設けるなどの基準を満たす企業が対象。
 同社の取り組みとして、計画有給(5日間)と会社推奨休暇(同)の合計10日間の有給取得促進や、定時退社する曜日を拡充、子どもの看護休暇を無給から有給に変更した。また、不妊治療の通院や配偶者の不妊治療に付き添う場合も年次有給休暇とは別に有給を取得できるよう社内規定を改定。男性社員の育休取得も推進し、計画期間内に子どもが出生した男性社員20人のうち17人が育児休業を取得(取得率85%)し、女性社員の育休取得率100%などが評価され認定を受けた。
 6月13日に熊本労働局で開かれた認定通知書授与式で沼田社長は「計画期間終了後、昨年度は男性社員の育休取得率は100%を達成した。不妊治療支援については社員の働きやすさと不妊で悩みを抱える社員に寄り添いたいと思い、会社側から社内規定を改定した」と話している。(宮田)

6月13日の認定授与式。左から原之園副長、沼田社長、金成熊本労働局長
「不妊で悩む社員に寄り添いたいと不妊治療有休を設けた」と話す沼田社長
熊本市東区御領8丁目にある白鷺電気工業