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「変化に対応することを常に考えて」・・・冨坂建設・冨田由衣副社長

2018年5月22日(火)

 コンクリート住宅「MOLS」を展開する冨坂建設(熊本市中央区大江2丁目)の冨田由衣副社長に「くまもと経済5月号」の企業取材として話を聞いた。自社ブランドの開発に力を入れ、賃貸マンションや医療、福祉施設においても設計施工一貫体制を強みに事業に取り組んでいる同社。その経営理念や、女性にも働きやすい職場づくりへの取り組み、最近の動きなどに関して質問した。冨田副社長へのインタビューで印象に残った部分は、「変化に対応することを常に考えています。当社は主に県内を市場としていますので、内向きになりすぎて会社の組織内が固まらないように注意し、常に外からの色々な知識や新しい考えを常に捉え、世の中の変化に対応していくことを忘れないように心掛けています」という物事を吸収し、成長しようとする姿勢でした。マーケットの声を聞き、独自の新たな事業につなげようとする思いが感じられ、そうした考えが新商品の「土間のある賃貸マンション」の発想につながってるようにも感じられました。また、同社は社内の人材育成や働き方などの面でも工夫をしながら取り組んでいる。例えば、結婚した女性がパートナーの転勤で県外に移ってもインターネットなどを活用し、テレワークで設計やデザインの仕事を継続しているなど、女性が長く働ける職場づくりを実践している。詳しくは「くまもと経済5月号166〜168頁」に掲載。(宇治野)
 とみた・ゆい/熊本市出身。1979(昭和54)年8月3日生まれの38歳。済々黌高校‐九州大学文学部地理学科卒。福岡市の貿易関連会社に3年間勤務後、2006年に同社入社。営業部、総務部を経て13年に取締役副社長に就任。趣味は水泳。冨田潤一社長の長女。5歳と2歳児の二児の母。

冨田由衣冨坂建設副社長
熊本市中央区大江2丁目の同社本社
コンクリート住宅のモデルハウス「MOLS平成」
コンクリートならではの自由な設計ができるのが特徴だという
モデルハウスでは、マルシェなど様々なイベントも開催している
ヨガ教室なども実施