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森林保全を熊本から全国へ発信・・・明和グループ、和の会、小国町森林組合

2015年5月29日(金)

 明和不動産を中核とする明和グループおよび業者会・和の会(通称WAC)、小国町、小国町森林組合、一般社団法人フォレストック協会はこのほど、小国町宮原の小国町森林組合で、「フォレストック認定制度を活用した小国町の森林保全に関する協定調印式」を実施した。
 これはフォレストック協会(東京都港区西新橋1丁目、山本惠一郎代表理事会長)が運営する、フォレストック認定制度に基づく二酸化炭素(CO2)吸収量クレジットの購入を通じて、森林保全および生物多様性保全を主目的とする社会環境貢献プログラム「みどりのWA GREEN PROJECT」の推進・実施に向けての調印。
 小国町森林組合(吉岡雅幸代表理事組合長)の組合員が保有する約1000fの森林を対象に、大気中から吸収するCO2の量(概算で年間約3000dから4000d)をクレジット化し、フォレストック協会が購入、協会は明和不動産や和の会(約130社)などへ販売。購入代金は協会を通じて森林組合へ支払われ、地球温暖化防止のための森林および環境保全に充てられる。
 明和グループの川口会長は「当面5年間のプロジェクトになりますが、5年後以降も長期的に継続できるように努めます。また、このプロジェクトを全国に普及させていきます」と抱負を述べた。(園田)

左から和の会代表(現会長)田中裕司弁護士法人田中ひろし法律事務所代表弁護士、山本惠一郎一般社団法人フォレストック協会代表理事会長、北里耕亮小国町町長、吉岡雅幸小国町森林組合代表理事組合長、川口雄一郎明和グル―プ会長
調印式にはテレビ局も取材に
小国町の森林のうち今回は約1000fの森林を保全へ