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多頭飼育崩壊、熊本でも・・・・九州動物学院

2022年9月3日(土)

 猫を飼育し、放置すると数が増える。無秩序に増えすぎて世話がとどかなくなる「飼育崩壊」が熊本でも起きている。増えすぎた猫を保護し、新しい飼育者を探す保護猫の譲渡会が各地で積極的に行われている。
 学校法人昭コ学園九州動物学院(熊本市中央区本荘六丁目、コ田竜之介学院長)でも保護猫の譲渡活動を定期的に開催。7月24日の譲渡会では保護猫四十頭を準備した。5組の家族が参加し、譲渡を受ける予定。
 譲渡には飼育のための環境整備が求められ、整備ができない家族や、二週間の試験飼育で合格できない家族は譲渡は受けられない。
 譲渡会は学院訓にある「敬天尊命」にのっとって行われ、学生たちは環境改善のために積極的に立会い、発言する。
 次の譲渡会は九月十八日に予定されている。(東山)

多頭飼育崩壊などで飼えなくなった猫を保護している
当日は5組の家族連れなどが来場