山鹿市の山内小跡に新オフィス・・・Lib Work

 注文住宅設計、施工の��Ｌｉｂ Ｗｏｒｋ(山鹿市鍋田、瀬口力社長)は７月１０日、同市鹿央町の山内小学校跡に新オフィスを開設した。
 名称は「Ｌｉｂ Ｗｏｒｋ Ｌａｂ(リブワークラボ)」。校舎跡を全面改修し、第２本社オフィスとして活用するほか、同社で研究開発を進める３Ｄプリンター住宅の製造拠点と位置付ける。敷地面積は９３００�u、建物は鉄筋コンクリート造り３階建てで、延べ床面積は約１７３０�u。各フロアにオフィススペースを設けたほか、１階は会議室やショールーム、３Ｄプリンターの研究開発スペース、２階は会議室など、３階はウェブ会議ブースなどで構成する。社員の多様な働き方に対応し、ウェブ会議や一人で集中して仕事に取り組みたい時に利用できる個別のウェブ会議ブース、子供連れで出勤する社員向けのキッズスペースや授乳室などを設けた。社員食堂や子ども食堂などの開設も計画している。現在、設計士やコーディネーター、工事管理を行う建築部の社員など約８０人が勤務する。今後は同オフィス隣接地に３Ｄプリンター住宅のモデルハウス建設も予定している。
　同日、現地で開いた開所式で瀬口社長が「この場所からイノベーションを生み出していこうという意味を込め、リブワークラボという名称にした。３Ｄプリンターハウスがここから世界に広がっていくような施設を目指す」とあいさつした。(加藤)