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「東海大阿蘇キャンパス校舎」7月16日から一般公開

2020年6月16日(火)

熊本地震から4年。県は熊本地震の記憶や経験、教訓を風化させず、後世に伝承しながら今後の災害に生かす「熊本地震震災ミュージアム」の整備を進めている。その中核拠点となる東海大阿蘇キャンパス校舎(南阿蘇村)の1号館と断層を7月16日から一般公開する。

熊本地震の本震の際に直下を地震断層が通過し、基礎部分の杭の頭が破壊されるなど大きな被害を受けた旧東海大学阿蘇校舎1号館。 地表地震断層が見える部分には屋根が設置され、震災遺構とした保存されている(南阿蘇村河陽)
旧東海大学阿蘇キャンパス内のグラウンドに新設される 体験・展示施設の整備イメージ(イメージ写真・県提供)
旧東海大学阿蘇校舎1号館1階にあった事務室。地震断層のずれによる力が働き、床には大きな亀裂と隆起が生じ、窓際の柱はコンクリー トが剥がれ、鉄筋がむき出し状態になっている