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40 億円かけ水力発電機を全面更新・・・県企業局

2020年7月9日(木)

県企業局は5月から、総事業費約40億円をかけ美里町石野の「緑川第一発電所」のリニューアル工事を進めている。県営で最大出力を持つ水力発電設備を50年ぶりに全面更新するもので、6月12日、旧発電設備撤去で最終工程となる水車羽根のつり出し作業が現地であった。新発電設備による発電再開は22(令和4)年3月頃を見込んでいる。

つり出される旧発電機の水車羽根。今後、工事は設備の基礎部分となるコンクリートの撤去を進め、ことし12月頃に新たな発電機を設置す る予定だ。全面更新で発電能力は約3%向上する
昨年12月、「市房第一発電所」(水上村)で据え付けのためつり下ろされる新発電設備の水車羽根。同発電 所はことし5月に発電を始めた。写真提供・県企業局