トップ トピックス 熊本港 第2次分譲地利活用へ・・・県 「TSMC」「道路整備」で進出期
くま経最新号Kumakei Topics

熊本港 第2次分譲地利活用へ・・・県 「TSMC」「道路整備」で進出期

2023年7月12日(水)

県は、熊本港(西区新港)の臨界用地北側に位置する第2次分譲予定地(約13ha)について、23年度から分譲含む中長期的な利活用に向けた検討を始めている。現在は一部の用地が1年以内に限った短期貸し付けで、菊陽町に建設中のTSMC(台湾積体電路製造)新工場向けの資材仮置き場などに利用されているが、今後は工場といった構造物建設などに必要な地盤改良や道路整備などの検討を進める。

西側上空から見た熊本港臨海用地。左手の緑地一帯が第2次分譲予定地(約13ha)。右の隣接地が18年度に立地を完了した第1次分譲地(約9.8ha)
積み下ろされる国際コンテナ。取扱量は23年に入り増加 傾向に。ガントリークレーンは24年度、2基目が配備される
4月、熊本港に陸揚げされるTSMC新工場向けの資材。同社進出を機に荷量増加が期待されている