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西部ガス熊本支社敷地内に本社を移転、業務効率化へ
熊本管工建設
新社屋が完成、今年秋には長期ビジョンを策定
 08年に設立し、西部ガス指定工事会社として日々ガス管の埋設工事を行う熊本管工建設梶i熊本市萩原町、折田研二社長)。
 同社は今年3月、益城町福富の旧社屋から熊本市萩原町にある西部ガス熊本支社敷地内に本社を移転した。敷地面積3960uの中に完成した新社屋は、鉄骨造りの平屋建て、フロア面積は854u。新社屋には和室の休憩室、女性専用の休憩室、シャワールームなどの設備が充実し、社員が快適に過ごせる環境が整った。社内にはより一層の明るい声が飛び交う。折田社長は、「社内環境が充実することで業務効率化につながる」と、快適な社内環境づくりを経営の基軸に据える経営者の一人だ。
 また、今回の移転により西部ガス熊本支社との連携もスムーズに。「今回の移転で書類のやりとりや打ち合わせなどがスムーズになった。今後は、西部ガスと連携して業務以外の施策も行っていきたい」と折田社長は、今後の展望についても語る。
 そして同社は今年の秋、長期ビジョンを策定するという。今年初めての取り組みで、西部ガスグループの経営ビジョンが出た後、同社独自の経営ビジョンを打ち出す。「グループ全体でプラスの方向に向かっていきたい」と折田社長。新社屋建設、そして長期ビジョンの策定と今年は同社にとって飛躍の年になるに違いない。
明るい社内環境作りに注力 人材育成も
 同社では楽しいイベントが絶えない。定期的に社員の家族らも招待した慰労会などを開き、社員とコミュニケーションをとっている。これらはすべて「楽しく仕事を。社員を大事にしたい」という折田社長の思いからだ。また、折田社長は社員の誕生日には必ずプレゼントを贈るという。あらゆるところに社員を大切に思う折田社長の思いが表われている。
 毎月1度は、社屋周辺の清掃活動も実施。社員全員で取り組み、地域貢献活動にも積極的な同社だ。
 「品質の高い工事をするためにも保安教育、人材育成には力を入れていきたい」と折田社長。常に外管工事としてのプロ意識を持ち、「より安全に、よりよい品質で、より経済的に」を社是として日々工事を行う同社。その動向に今後も目が離せない。
profile
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折田研二 社長
おりた・けんじ/北九州市門司区出身、1953(昭和28)年1月15日生まれの57歳。熊本大学工学部卒。1976年に西部ガス鰍ノ入社。経理部財務室長、北九州支社の営業部長などを経て2008年に熊本管工建設鰍ノ出向。趣味は、県内の有名温泉地を巡ること。県内の名水巡りも。
企業DATA
[所在地] 〒860-0832 熊本市萩原町14番85号
[TEL] 096-379-3988
[FAX] 096-379-2123
[資本金] 5,000万円
[設立] 創業:2008(平成20)年7月
[事業内容] ガス配管設備工事・土木工事・建設工事・給排水設備工事・舗装工事
[年商] 9億9千万円(平成21年度)
[従業員] 49人

[採用情報]
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※この記事内容は、くまもと経済EX:2010年7月1日発行分の掲載内容です。