��ネイチャー生活倶楽部  
 垂見　和子  （たるみ　かずこ）

プロフィール

菊池市隈府出身。1956年3月2日生まれ。熊本県立女子大文学部卒（現熊本県立大学）。1996年8月、�潟lイチャー生活倶楽部設立。2005年、経済産業省のＩＴ経営百選認定企業最優秀企業に選定。2008年、熊本商工会議所の女性起業家表彰・第3回「輝女」（テルージョ）を受賞。趣味は三味線

自分たちの「悩み・不安・疑問」ー本気で追究していく・・・それは、生活者だからこそできる活動です。

　「抜け毛が止らない、髪が傷む・・・、でも何を使ってもよくならない」ーそんな髪の悩みから“自分たちの手で創るしかない”と「頭髪シャンプー」を開発したのが18年前。現在では全国に約14万人の会員を擁している。
　やっと２年前に改良頭髪シャンプーを商品化。「髪の悩みも解決しよう、もっと使い心地よくしよう」と、会員からの情報を全て併せながら、改良にかかった期間は16年。
　現在は、ボディソープモニターを実施中。「嗜好品は絶対つくらない」という活動原点から、17年前に“ハーブ石鹸”を商品化。身体は、不安・疑問なく洗えるハーブ石鹸で十分と、会員と共に使い続けていた。その中で、少数だが「片手が不自由。石鹸は泡立てにくい、ボディソープは必要」との情報が上がり、倶楽部員と会員の議論の結果、必要な方もいると、４年前に開発開始。本音をぶつけ合った会員とのやり取りこそが、生活者の商品づくりという。
　「身の回りの生活用品が、これだけ溢れている時代だからこそ、生活者自身がもっともっと意識を高め、『悩みや不安・疑問』に対して厳しい目で追究していかなければならない。そして、どうしても欠かせない商品があれば創るー必要な商品だけを創るーもうこれ以上地球に負担はかけられない。そして開発にあたっては生活者自らが、最新の情報と最高の開発力を持った専門家の方々と共に創り上げていくーそういう時代になったと思う。」