トータルコンサル��  
 中島　幸二  （なかじま　こうじ）

プロフィール

1977（昭和52）年9月3日、人吉市生まれ、36歳。人吉高校卒。ソフトウェア会社を経て、2008年1月、ウェブコンサルを創業。2013年11月、補助金や助成金の申請コンサルの会社・トータルコンサルを設立。2013年12月、ウェブコンサルを法人化。いずれも代表取締役社長。中小、小規模事業者向けの補助金・助成金の申請コンサル及びコーディネーター役として、企業や団体、商店街、地域活性化にも力を注いでいる

補助金・助成金の申請、運営のコーディネーター

　昨年12月、熊本市のサンロード新市街で「がんばろう東北！くまもと応援市場」が開催された。経産省・中小企業庁管轄の全国商工会連合会による地域振興目的事業の一環。売上の全てが東北企業の売上になる東日本震災支援イベントとして、また、44日間のロングイベントとして全国的にも大きな注目を集めた。また、この２月に開催された「くまもと元気企業　展示体験フェスタ」は、地場企業35社の最新商品・サービスに多くの市民・県民が触れ合うきっかけづくりとなった。この両イベントの申請・運営コンサルタントを努めたのがトータルコンサルだ。
　同社は７年前、ウェブコンサルタント事業を創業。その一方で、政府系の補助金・助成金の申請コンサル業務を開始、それらの申請業務と、多様なイベント展開に欠かせないウェブ業務を事業の両輪としてフル稼働している。先の商店街活性化事業においても、銀座通繁栄会など８団体の補助事業でガイドブックやホームページ制作の申請・運営を手がけたばかり。
　消費税増税を前にいま、中小・小規模事業者の振興を目的とした補助金メニューが目白押しだ。同社では「それらを活用して熊本を始め全国の企業・物産振興を図るための運営コンサル業務を手がけ、地域振興のお手伝いに努めたい」と話す。「補助金などの活用は、とかく手馴れた都市圏企業に集中しがち。熊本から地方の企業や団体、商店街、地域が活用できる道を切り開いていきたい」と話している。