��ネイチャー生活倶楽部  
 垂見　和子  （たるみ　かずこ）

プロフィール

菊池市隈府出身。1956年3月2日生まれ。熊本県立女子大文学部卒（現熊本県立大学）。1996年8月、�潟lイチャー生活倶楽部設立。ビスネット主催・消費生活アドバイザー「なっとく！企業」認定。趣味は三味線

ネイチャー“コミュニティカフェ”開設

　自分自身が抱える髪や肌、手荒れなどの悩み・・・そして気にかけてきた不安や疑問・・・「生活者として自らの“悩みや不安・疑問”を本気で追究しています」を基本スタンスに起業し20年。現在では全国12万人の会員を有する組織体に成長した。
　この20年間で、全国の専門機関も充実、悩み・不安・疑問を共に研究・開発できるプロジェクト環境も進展。そのため髪から肌の悩み、紫外線の影響、水洗いで起こる手荒れ、全身を洗うことなど追究する分野も広がり、専門機関、全国の会員と共に創り上げた商品は16品目を数える。昨年は石鹸で十分、「でも手が不自由な方から取り組んでほしい」と動き始めたボディソープを5年がかりで開発、大きな反響を呼んでいる。
　「とにかく生活者としてこだわり、既存処方にこだわらない。必要な原料だけでどんなに高い原料でも思いっきり使う、しかし価格は生活者価格をはじきだす。会員モニターで85点以上取るまで試作・検証を繰り返し５〜10年かかろうと創り上げる」、そのスタンスは年々強くなっている。
　「皆様のご支援でやっと20年目。その思いも込めて活動本部を置く熊本市中央区神水に、ネイチャー生活倶楽部”コミュニティカフェ“をつくりました。これまで調べてきたことも展示し、生活を営むという視点で勉強会も開いています。気軽にお茶を飲みに来ていただければ幸いです」と笑顔で語ってくれた。