トップ Leaders 熊本のトップ群像 医療法人社団英山会 平山泌尿器科医院 ひらやまクリニック
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医療法人社団英山会 平山泌尿器科医院 ひらやまクリニック  
 平山 英雄  (ひらやま ひでお)

  理事長
プロフィール
医学博士、昭和26年玉名市生まれの62歳。県立熊本高校から熊本大学医学部に進学、51年卒業、同大学病院泌尿器科に入局し、54年7月から56年6月まで国立熊本病院泌尿器科に勤務。再び熊本大学泌尿器科に移り、平成4年まで勤務する。平成4年に開業、同7年3月に現所在地に移転し、現在に至る。趣味は読書。座右の銘は「忍耐」と「寛容」。
前立腺肥大症のレーザー治療数が着実に増加
 2011年12月の前立腺肥大症治療レーザー「AMS Green LightHPS」の導入から2年余り、レーザー治療は100例を超え、着実に手術実績を伸ばしている。短期入院が可能で、術中、術後の出血がほとんどなく、痛みも少なく安全で高い治療効果が期待できる同治療法は、なにより患者さんの負担が少ない。術後約1年間は排尿状況を定期的にチェックするなど術後のフォローアップにも力を入れており、患者さんに寄り添った治療でさらなる信頼を確保している。患者さんの術後も良好で、現在は紹介や口コミで来院する患者さんが非常に多く、手術成績を学会等で報告している。また、患者さんの意見を尊重する同院は、前立腺肥大症の治療に対しては手術を選択するか、内服治療を行うか、メリット、デメリットをあげ患者さんに選択肢を与え治療を行っている。同院は病診連携にも注力。悪性腫瘍の早期発見に努め、高度な検査や治療が行える公的病院を紹介している。
 透析患者さんを対象とした栄養指導は継続的に実施。そのほか、透析導入前の慢性腎不全の患者さんにも栄養士による食事指導を行い、透析開始時期を遅らせる治療にも力を注ぐ。近年では、女性に多い過活動膀胱の治療も増えており、運動療法、薬物療法を行っている同院。常に「患者さんの立場を考慮した診療」を実施し、今後も泌尿器科のスペシャリストとして信頼を確保し続ける。
平山泌尿器科医院 〒861-8064 熊本市北区八景水谷1丁目24-32 TEL096(345)8588
診療科目/泌尿器科・性感染症内科 入院ベッド数/19床 透析装置数/52台 医師3人 従業員/84人
ひらやまクリニック 〒861-8001 熊本市北区武蔵ヶ丘5丁目23-7 TEL096(337)8838
診療科目/泌尿器科・性感染症内科 入院ベッド数/19床 透析装置数/39台 医師/2人 従業員/59人
※この記事内容はくまもと経済3月号(2014年2月28日発行分)の掲載内容です。