医）社団順幸会　阿蘇立野病院  
 上村　順一　　　上村晋一  （理事長　　　院長）

プロフィール

うえむら　じゅんいち
阿蘇郡長陽村出身、1936（昭和11）年1月1日生まれの78歳。熊本大学大学院医学研究科修了。趣味は映画、ゴルフ。座右の銘は「鬼手仏心」

うえむら　しんいち
阿蘇郡長陽村出身、1965（昭和40）年3月30日生まれの48歳。久留米大学医学部卒外科医。趣味はゴルフ、テニス。座右の銘は「縁」。日本外科学会認定専門医、日本医療・環境オゾン学会理事、日本医師会認定産業医

南阿蘇地域の医療・福祉を担うインフラを形成

　南阿蘇地区の医療・介護を支える上村医療福祉グループ。
　（医）社団順幸会阿蘇立野病院は「ぬくもりと安心の医療」を理念に、高齢化が進む阿蘇地域のかかりつけ病院として、さらには二次救急医療機関としての役割を果たしている。ここ数年で新病棟建設や既存病棟リニューアル、ＭＲＩ導入などハード面をテコ入れ、ソフト面でも整形外科医の内川知也医師や内科医の生野俊治医師を迎えるなど、その理念に恥じない病院経営を行っている。一方で、「オゾン療法」や「マグネ療法」の九州初導入や夜間泌尿器科外来の「メンズ外来」開設など、「良いと判断したことは積極的に取り入れる」（上村晋一院長）という柔軟性も持ち合わせる。
「阿蘇地域に育てていただいた恩返しを」（上村順一理事長）という想いのもと、地域の介護インフラを担う（社福）順和会では、特別養護老人ホーム３施設を含む８事業所を運営。「地域の高齢者は地域で支える」を理念に質の高い介護を提供している。
　上村グループではワークライフバランスを重視。復職支援プログラムやライフスタイルに合わせた勤務時間の調整、院内保育所などスタッフが働きやすい環境を整備している。これらが質の高い医療・福祉の提供、ひいては南阿蘇地域への貢献へとつながっている。