�葛纉d工熊本支店  
 丸山　明  （まるやま　あきら）

プロフィール

熊本県出身、1950(昭和25)年6月7日生まれの6３才。66年九電工入社後、97年熊本支店松橋営業所長、2002年同支店副支店長、03年安全品質管理部長、04年理事、05年理事佐賀支店長、06年取締役、08年常務執行役員、09年常務執行役員熊本支店長、12年専務執行役員熊本支店長｡趣味はゴルフ

収益基盤の充実目指し、新分野の開拓に挑む

　「政府の積極的な経済対策の効果によって景気回復に向けた動きが強まってきたと感じています。と語る九電工熊本支店の丸山明専務執行役員熊本支店長。同社は昨年太陽光関連事業（メガソーラー）に加え、高森町の通信インフラ整備事業では日本で初のＰＦＩ方式による光通信インフラ事業を受注するなど、好調な業績を見せている。今後本格的な景気回復に期待が高まる中、今年12月に創立70周年を迎えるにあたり、九州はもとより、首都圏での一層の事業拡大を進め、収益基盤の充実を図りたいとしている。
　５年目を迎えた天草市のオリーブ栽培事業は、昨年10月に３度目の収穫祭を開催。オリーブ６３０�sを収穫した。安心安全な国産オリーブは、美容や健康など様々な用途での商品展開が見込めることから、オリーブ関連商品を取り扱う直営ブランド「アビーロ」での商品開発や販売にも力を入れるという。「ＪＲ九州のクルーズトレイン「ななつ星」の朝食で当社の「天草１００％リミテッドエディション」が選ばれました。今後も６次産業化事業を積極的に推進していきたい」と自信をのぞかせる。
　海外進出や再生可能エネルギーといった新事業においても、九電工グループの技術力、行動力をいかんなく発揮していきたいと最後に今後の抱負を語った。