Leaders 2014熊本のトップ群像

光多制服  
 佐藤 大三  (さとう たいぞう)

  社長
(前列左から)渡邉誠一常務取締役(生産部)、佐藤大三社長、上村清信常務取締役(営業部)(後列左から)木下朋光工場長、難波春洋総務部長、柿本幸一副工場長
(前列左から)渡邉誠一常務取締役(生産部)、佐藤大三社長、上村清信常務取締役(営業部)(後列左から)木下朋光工場長、難波春洋総務部長、柿本幸一副工場長
プロフィール
阿蘇郡小国町出身。1956(昭和31)年7月17日生まれの57歳。大阪商業大学商学部卒。大学卒業後、学生服メーカー最大手の尾崎商事梶i現在の菅公学生服梶E平成25年8月1日に社名変更)入社、四国の徳島、福岡、大分、岡山、東北の仙台、東京などで勤務、2006年から広島県福山市に本社を置く第一菅公販売且ミ長を務め、2010年9月光多制服且ミ長に就任した。趣味はゴルフ。
学校制服を通して子どもたちの夢をサポート
 県内最大手の学生服メーカーとして3年後には創立60周年を迎える。「通常は約130人体制ですが、繁忙期は社員・パートさんを含め約180人体制で製造から販売まで手がけています」と多忙な状況を説明する。
 少子高齢化が進み、同社のコア事業である学校制服市場もシュリンク(縮小)中だ。「九州管内を営業エリアに活動を展開中ですが、熊本県ではリーディングカンパニーの位置付けにあります。しかし、猛烈なスピードで世の中が変化している現在、不”易流行“の考えを基本に活動していこうと考えています」と語る。 営業面では「制服を作り、生徒たちに着ていただくだけでなく、「光多制服」として何ができるかを考え、ソリューション営業の強化を図っています」という。最たる例が学校での「制服着こなしセミナー」や「マナーセミナー」などで、同社社員が講師を務めて開催していることだ。
 一方、「最近、制服を着用しない小学校の保護者の声には、私服の選択で親子喧嘩になり困っているというのを耳にします。そのため今年は小学校制服の展示会も実施予定です。「可愛い制服を着てみたい」「私服より経済的ね」という服が見つかると思いますので、ぜひおいでください」と新プランも発表。
 今後も「子どもたちの隣には光多制服」という企業像を掲げ、子どもたちの夢をサポートしていく。
〒862-0971 熊本市中央区大江3-11-6 TEL096(363)1366 FAX096(363)1367 http://www.mitsuta.co.jp
設立/1956(昭和31)年9月 事業内容/スクールウェア、スポーツウェア、官公庁制服などの各種衣料の企画・製造・販売 従業員数/130人店舗数/熊本県内15店舗、福岡県内/3店舗 工場/御船工場、新町工場、グループ内協力工場(5工場)、協力衛星工場(18工場) 関連企業 竃k星堂制服
※この記事内容はくまもと経済3月号(2014年2月28日発行分)の掲載内容です。