熊本中央リース��  
 永島　一平　　　永島　賢治  （ながしま　いっぺい　　　ながしま　けんじ）

プロフィール

ながしま　けんじ
1948年6月12日生まれの65歳。東京都出身、成立学園高校−東洋大学経営学部卒。82年7月熊本中央リース�鰍�設立し社長に就任、2012年9月から現職。日本建機レンタル厚生年金基金理事長、熊本商工会議所二号議員などを兼務。趣味は乗馬。

ながしま　いっぺい
1976年2月25日生まれの38歳。熊本市出身、東稜高校−産業能率大学卒。2000年4月熊本中央リース�鰍ﾉ入社し、06年8月専務、12年9月社長に就任した。（一社）熊本青年会議所理事、栄工業団地協同組合青年部部長などを務めている。

30周年を経て第2ステージ、次なる一歩へ

　「堅実経営、身の丈経営が信条。『お客様第一主義』を念頭に、一歩一歩前進していきたい」―
　建設関連資機材のリース・レンタルをメインに事業を展開。31年にわたり着実に売上高を伸ばしてきた。13年度上期も目標を上回るなど、業績は好調に推移。永島賢治会長は「高度経済成長期に造られたインフラが老朽化。国の国土強靭化政策なども背景に、メンテナンス需要は伸びていく」と今後を見据える。
　道路舗装機械の保有台数、さらに、１事業所当たりのトラック式高所作業車保有台数が共に県下ナンバーワン。大型建機から小型汎用機まで延べ３００機種・４千点のレンタル機器をラインナップする。一方で、全社員を対象に特殊技能の資格取得を支援、有資格者を各拠点に配置するなど、営業・サービス両面での充実を図っている。また、６事業所をそれぞれ車で約20分の圏内に設置し、緊急時のスピーディーな対応を可能にしたネットワークも同社の強みだ。
　「顧客ニーズに対応できる仕組みづくりはもちろん大切だが、社員さんたちがやり甲斐や成長を感じることができる職場づくりにも注力。世代は替わっても、レンタルの利便性・経済性を追求し、顧客に心の通うサービスを提供し続けていきます」と永島一平社長。“安心のレンタル”を標榜し次なる一歩を踏み出す同社の動向に注目だ。