�褐F本放送  
 浅山　弘康  （あさやま　ひろやす）

プロフィール

熊本市出身、1947年（昭和22年）1月8日生まれの67歳。下関市立大学経済学部卒。69年熊本放送入社。東京支社テレビ営業部長、ラジオ局長などを経て2002年�崖KKメディアプランニング社長、04年熊本放送取締役ラジオ局長、05年同社長室長、06年同管理本部長、07年常務、08年同業務本部長、10年6月社長就任。趣味は、庭いじり、ゴルフほか。「自然体」がモットー

「夕方いちばん」をリニューアル、地元情報の発信を強化

　開局61年目の新しいスタートを切る熊本放送。13年目に入るテレビ番組「夕方いちばん」を、3月31日の放送からリニューアルする。午後6時15分からの「夕方いちばんニュース」は、新キャスターに、昨年放送されたドラマ「こうのとりのゆりかご」ではプロデューサーを務めた佐々木慎介アナウンサーを起用、放送時間も6時55分までと5分延長しパワーアップを図る。「多くの視聴者に支持をいただき定着している番組タイトルはそのままに、より情報を増やし内容を充実していく」と浅山社長。4時台の「夕方いちばん」は、主婦層をメーンターゲットにした情報番組として、生中継を多用した内容にする。
　多彩なイベントにも取り組んでいる。今年１月に開催した九州初の「プラレール博」は、大勢の家族連れで賑わった。２月に熊本城マラソンの生中継を実施。３月23日には、一連の60周年記念イベントを締めくくる「音楽宝石箱」をグランメッセ熊本で開催する。
　「当社は、月曜日と水曜日のゴールデンタイムに自社編成の放送枠を持っている。このゴールデン枠を活用して、熊本の情報を発信していきたい。地域の活性化に役立つ番組づくりやイベントに取り組み、地域に密着した情報発信をしていく」と地元に根差した放送局として新たな挑戦を続ける。