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熊本空港ビルディング  
 駒崎 照雄  (こまさき てるお)

  社長
日本初の国産旅客機“YS-11”の前で同社役員と阿蘇くまもと空港のマスコットキャラクター「あそらくん」。左から4番目が駒崎社長
日本初の国産旅客機“YS-11”の前で同社役員と阿蘇くまもと空港のマスコットキャラクター「あそらくん」。左から4番目が駒崎社長
プロフィール
1952(昭和27)年7月3日生まれ、61歳。玉名市生まれ。熊本高校ー京都大学法学部卒。75年熊本県庁入庁、秘書課長、財政課長、玉名地域振興局長、環境生活部長などを経て2011年総務部長。昨年6月20日付で現職
日本初の国産旅客機“YS-11”を展示
 阿蘇くまもと空港国内線ターミナルビルの「リニューアル」は、多くの利用者に好評で、熊本らしい個性あるデザインが評価され、これまでに「くまもと景観賞」や「木材利用推進中央協議会会長賞」等を受賞した。
 熊本空港ビルディングは昨年開催された「水銀条約外交会議」や「全国豊かな海づくり大会」を契機に、国内線ターミナルビルと国際線ターミナルビルに無料公衆無線LAN「くまもと無料WiーFi」を整備するなど、空港の利便性向上に努めている。
 また、昨年末には、日本初の国産旅客機“YSー11”を譲り受け国際線ビル前敷地に移設し、展示を始めた。「幼稚園児や小学生等の社会見学や体験学習の場としてご利用いただきたい」として取り組んだ事業で、展示敷地内での機体外観の見学は、毎日午前10時から午後4時まで自由に行うことが可能。また、事前に申し込みをすれば、機内に入って客席や操縦席を見学することもできる。
 同社は「阿蘇くまもと空港は、熊本の空の玄関口であると同時に、地域の交流の拠点となる場所ですので、年間を通じて観光・物産展、地域の祭りや歴史、文化等の紹介、コンサート等を実施し、多くの皆様にご利用いただける、快適で賑いのある空港にしたい」と話している。
〒861-2204 上益城郡益城町小谷1802-2 TEL096(232)2311 FAX096(232)2500
設立・創業/1969(昭和44)年9月 資本金/2億円 事業内容/空港関連施設業 売上高/15億3700万円(13年3月期) 従業員数/176人(関連会社、パート含む) 関連会社/熊本空港給油施設梶A熊本エアポートサービス梶A熊本空港警備
※この記事内容はくまもと経済3月号(2014年2月28日発行分)の掲載内容です。