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松木グループ  
 松木 喜一  (まつき きいち)

  社長
松木運輸スタッフと。中央が松木喜一社長、中央左が松木一史専務
松木運輸スタッフと。中央が松木喜一社長、中央左が松木一史専務
プロフィール
旧阿蘇郡蘇陽町(現上益城郡山都町)出身、1950年4月30日生まれの63歳。青山学院大学卒。80年松木産業鞄社。87年松木グループ社長に就任。2003年八代商工会議所副会頭、10年11月1日から会頭
創業90周年、物流総合サービスで地域に貢献
 1924年に創業し、今年で90年目を迎える松木グループ。同グループは松木産業梶A大日産業梶A松木運輸梶A松栄整備梶A合資会社MGS、鰹倦gの6社で構成。松木喜一社長就任以来、それぞれを一つの企業として自立させるべく「総合物流サービス業」をキーワードに物流の専門集団を目指している。「90年を新たなスタート。今後はより一層の永続企業として基盤を維持していくため各社がそれぞれ自立し八代地域にとって必要とされる企業を目指していく」と今後の事業方針を語る。
 八代港の国際定期コンテナ船の航路開設にも奮闘する同社では、週5便(釜山3便、大連・青島1便、上海1便)体制を構築。さらに、今年4月から5年間、県より八代港コンテナターミナルの指定管理者を引き受けた。「選ばれる港としてポートセールスを続けながらもさらなる八代港の発展に寄与できる体制を構築していきたい」と意欲を見せている。 また、八代商工会議所会頭も歴任する松木社長はクルーズ事業においても中国・上海から7.5万トン級の大型クルーズ船の誘致に成功。観光客1500人、9300万円の経済効果を生んでいる。今年10月には大型の8.6万トン級の大型クルーズ船(コスタ・アトランティカ号)の誘致を予定。「県南フードバレー構想の具現化のために港湾運送事業とクルーズ事業は必須。今後は行政と民間が一体となり県南地域のさらなる発展に貢献していく」と今後さらなる県南地域の活性化のため邁進していく心構えだ。
〒866-0851 八代市毘舎丸町1-3 TEL0965-32-6111 FAX0965-32-6114 http://www.g-matsuki.co.jp/
創業/1924年(大正13)年10月 売上高/48億円(グループ連結) グループ従業員数/約493人(パート、アルバイト含む) 
【松木グループ】松木産業梶A大日産業梶A松木運輸梶A松栄整備梶A(資)MGS、鰹倦g 事業内容/工場構内荷役請負業、荷造材料販売業、木製パレット製造・販売業、紙管加工業、船外機部品物流センター運営、一般貨物運送業、港湾運送業、倉庫業、通関業、産業廃棄物収集・運搬業、一般・産業車両整備業、リフト・自動車販売業、損保保険代理業、石油製品販売業 出先/車検のショーエイ南店、松栄整備株ェ代給油所、松木運輸褐F本営業所、YKP物流センターなど
※この記事内容はくまもと経済3月号(2014年2月28日発行分)の掲載内容です。