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FBグループ藤本物産  
 藤本 泰弘  (ふじもと やすひろ)

  社長
プロフィール
1975(昭和50)年8月13日生まれの38歳。熊本市出身。98年九州東海大学卒業後、同社入社。04年営業三課(野菜部)課長、06年果実部次長、07年同部長、08年常務、09年専務を経て13年5月社長就任
「生産・流通加工・販売」の一貫サービスで業界をリード
 青果物卸業界は競争が一段と激しさを増す中、鞄。本物産を核とするFBグループは、生産から流通加工・販売までを一貫して手掛け、業界に新しい風を吹き込むリーディング企業だ。
 同社の生産機能を担う潟tレッシュダイレクトでは、西原村と八代市に事業拠点を持ち、それぞれで野菜の選果業務を手掛けている。藤本物産では今年2月からアニメ番組とコラボし、新商品「プリキュアトマト」の販売を開始。同商品は、厳選した八代の契約農家で栽培した商品をパッケージングし、熊本県産物を全国展開する販売ツールの1つとしてミニトマトの消費量拡大を狙う。価格は1パック298円から358円。今後は、県内ほか全国の量販店で年間20万パックの販売を目標にする。また加工やパッケージングを行う潟tレッシュ工房では、衛生管理された工場でカット野菜やカットフルーツを製造し販売。同じくグループ会社の潟Pイ・エフ物流が、それらの商品を24時間365日体制で仕分けし、配送している。さらに販売部門の「フレッシュフーズ」では、県内外のスーパー15カ所で青果直営店を運営しており、今後も積極展開する構えだ。
 「グループ会社で有する生産から販売までの総合力を発揮し、2014年は新規事業も果敢に仕掛けていく」。藤本社長は力強く語った。
〒860-0058 熊本市西区田崎町414-12 TEL096(354)1335 FAX096(353)6452 http://www.fjmt.co.jp
創業/1948(昭和23)年6月 設立/1962(昭和37)年12月 資本金/3600万円 事業内容/青果物の仲卸および小売、生産地からの直接仕入れ・販売・輸入青果物の卸、バナナの着色加工、ドライフルーツ類の卸、青果物の加工業務 直営店/熊本交通センター店、くまなん店、県民百貨店、薄場店、芦北店、子飼店、清水店、泗水店、武蔵ヶ丘店、人吉店、御船店、萩原店、柳川南店、九品寺店、菊陽店 支店/九州中央支店 グループ会社/潟tレッシュダイレクト 潟tレッシュ工房 潟Pイ・エフ物流 グループ売上高/143億円(2013年5月期) グループ従業員/330人
※この記事内容はくまもと経済3月号(2014年2月28日発行分)の掲載内容です。