トップ Leaders 熊本のトップ群像 野原グループ
Leaders 2014熊本のトップ群像

野原グループ  
 野原 愼藏   野原 雅浩  (のはら しんぞう   のはら まさひろ)

  会長   社長
左から野原浩史専務、野原愼藏会長、野原雅浩社長
左から野原浩史専務、野原愼藏会長、野原雅浩社長
プロフィール
のはら しんぞう
鹿児島県出身の70歳。熊本鉄道学校卒。80年許原産業、泣Iー・エス収集センター、84年許k部産廃、2000年汲フはら農研塾を設立。89年熊本県産業廃棄物処理協同組合理事長、93年(一社)熊本県産業廃棄物協会副会長

のはら まさひろ
熊本市出身の53歳。玉名工業高校ー熊本商科大学中退。92年許k部産廃入社。2002年泣Iー・エス収集センターに入社し05年4月から社長。熊本県産業廃棄物処理協同組合理事長。04年環境カウンセラーの資格を取得
4月にグループホーム「のはら荘」を開所
 環境と福祉の両立」。野原グループはこの企業理念を引き継ぎ、地域とともに成長を続けている。
 同グループは今年4月の開所に向け、本社からほど近い熊本市北区明徳町に障がい者福祉サービス事業所(グループホーム)「のはら荘」を建設中。同施設は、障がい者らが自立した日常生活を営むための支援や就労に向けた支援を行う事業所で、定員は6人となっている。同グループは7年前にも障がい者雇用促進事業の一環で、本社敷地内にリサイクル施設を建設しており、同施設では障がい者が資源物の選別作業を行っている。野原社長は「環境と福祉の両立という創業以来培ってきた企業理念のもと、事業所の運営に力を入れたい」と意欲を見せる。グループホームの屋根には、シャープ製で発電出力15キロワットの太陽光発電パネルを設置し、全量を売電。昨年末には、本社事業所の屋根に発電出力90キロワットのパネルを増設し稼働を始めるなど、自然エネルギー事業を積極的に進めている。
 今年で創業47年を迎え、県内最大規模を誇る許可容量68万m3の管理型最終処分場を有する野原グループ。事業拡大に合わせ、地域との一大交流イベントである「ホタル祭り」(6月)の開催や近隣の小学生への農業体験学習、熊本市へのもち米・黒砂糖贈呈など、地域に密着した活動を進めており、今後も「地球とともに生きる」を合言葉に全社一丸となり、さらなる飛躍を目指す構えだ。
〒861-5511 熊本市北区楠野町1046-2 TEL096(245)0110 FAX096(245)0777 
http://www.nohara-gr.co.jp/
創業/1967(昭和42)年1月 事業内容/産業廃棄物処理業、解体工事業、車検・整備一般、保険代理店業、農業 グループ従業員/70人 グループ会社/泣Iー・エス収集センター、許k部産廃、許原産業、汲フはら農研塾
※この記事内容はくまもと経済3月号(2014年2月28日発行分)の掲載内容です。