KDS熊本ドライビングスクール・菊池自動車学校  
 永田 佳子  （ながた　よしこ）

プロフィール

菊池市出身。熊本高校-東京女子大学文理学部卒業後、第一企画�梶i現・�潟Aサツーディ・ケイ）に入社。結婚、出産、育児を経て2009（平成21）年に社長就任。趣味は読書

「いのちをまもる」自動車学校として

　「いのちをまもる」をテーマに掲げ、「Ｓａｆｅｔｙ」「Ｅｃｏｌｏｇｙ」「Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ」を３つの軸として事業を展開。姉妹校の菊池自動車学校と合わせ、これまでに延べ14万人近くの卒業生を送り出している。「地域の安全に貢献していくことが私たちの使命。自動車学校として初心運転者教育や交通安全教育はもちろん、環境への取り組みや教習生の人間力を高める取り組みにも力を入れている」と話す。
　昨年11月、県内で初めて、運転技能自動評価システム「Ｏｂｊｅｔ（オブジェ）」を導入した。今年１月にはグループ２校で取り扱う全車両、約１００台にドライブレコーダーを搭載。” 安全・安心な熊本づくり“への貢献の一環として、熊本北署と菊池署に、要請があれば送迎や教習中の記録データを提供する協定を結んだ。
　昨春は、思いやり運転を啓蒙するスマートドライバープロジェクト「ゆるや傘」オリジナルバージョンを制作。菊池・山鹿地域と熊本市内近郊の新入学児童を対象に、交通安全の傘として合計３千本贈呈した。今年は対象を拡大し、合計１万本の贈呈を予定している。５月の交通安全週間では、交通事故が多発している高齢者に特化した事業を展開していく。「社会が変化し、交通安全の在り方も変わっていく。私たちは自動車学校として何ができるのか、どうやって命を守るのかを、常に考えていきたい」と語る。