Leaders 2015熊本のトップ群像

鰍ヲがお  
 北野 忠男  (きたの ただお)

  取締役社長
新たなシンボルマーク「つながるえがお」には健康であることで自然 に生まれる“笑顔”がつながるようにとの思いが込められている
新たなシンボルマーク「つながるえがお」には健康であることで自然 に生まれる“笑顔”がつながるようにとの思いが込められている
プロフィール
熊本市出身、1962(昭和37)年12月11日生まれ53歳。89年8月に健康生活倶楽部潟鴻tティ(現えがお)を創業。2008年鰍ヲがおに社名変更。2014年12月に新社屋完成・本社移転。趣味は魚釣りと読書
熊本に根を張り、健康と笑顔を全国・アジアへ
 昨年12月に新社屋が完成し、シンボルマークも一新した鰍ヲがお。「3カ所に分散していた事業所を1カ所に集約したことで、これまで以上に社員が一丸となって業務に取り組むことができ、一体感が増してきた」と北野社長は話す。新社屋でスタートした今年度、業務の効率化や社内の意思疎通が強化され、より良い商品とサービスの提供に向け、社員の士気の高まりを肌で感じる。
 将来の展望について、「まずは地元熊本に根を張り、皆様の健康寿命を延ばすことに取り組みたい」と地域への貢献に熱意を見せる北野社長の構想は国を越えてグローバルに広がっている。「もちろん、国内が基本的な事業エリアだが、今後はアジアにも目を向け、熊本の良さをもっと世界に発信していきたい」と語る。「熊本を日本一健康で、笑顔あふれる街にしたい」と健康意識の向上推進に取り組む同社、健康意識の変革を起こし、健康な人生を謳歌できる人口の増加を導きたいとする強い想いが目標の一つ「健康革命」の言葉には込められている。
 また、熊本で若者の雇用の場を創出し、人を育てる会社としても同社は注力し続けている。「社員は社会からの預かりもの。だからこそ、しっかりとした『人財』を育成することが次の世代への社会貢献にもつながっていく」と信念を語る北野社長のまなざしは健康で活気あふれる熊本の将来像に注がれている。
〒862-0901 熊本市東区東町4-10-1 TEL096(241)7777 FAX096(241)7770 http://www.241241.jp
設立/1990年8月 資本金/1億円 代表者/取締役社長 北野忠男 従業員数/407人 事業内容/総合健康関連事業 
関連会社/鰍ヲがおコミュニケーションズ、鰍ヲがおエージェンシー 取扱商品/「えがおの黒酢」「えがおのブルーベリー」「えがおの鮫珠」
「えがおの青汁満菜」「えがおのグルコサミン楽楽」「えがおの黒酢生姜」「えがおの黒酢黒にんにく」「えがおのにんにく卵黄油」など46種類
※この記事内容はくまもと経済3月号(2015年2月28日発行分)の掲載内容です。