�慨YSKEN  
 柏尾 敬秀  （かしお　けいしゅう）

プロフィール

1949年9月25日生まれ。熊本市出身、熊本高校卒、熊本大学工学部卒、73年日本電信電話公社(現NTT)入社、85年東北総支社設備企画部担当部長、92年東京支社設備企画部長、97年大阪中央支店長、02年NTTブロードバンドイニシアティブ�鰹�務、04年NTTコムウェア�且謦�役、08年から同社常務、09年6月に西日本システム建設�鰍ﾉ入社し取締役副社長営業本部長、10年6月24日付けで代表取締役社長に就任、趣味はゴルフ、サウナ、落語鑑賞、旅行

風通しの良い職場風土で「安全文化企業」を目指す

　ＳＹＳＫＥＮでは、中期経営計画（ＰｒｏｇｒｅｓｓｉｖｅＳＹＳＫＥＮ２０１６）の中で、風通しの良い職場風土を築き、ＳＹＳＫＥＮブランド（Ｑ、Ｃ、Ｄ、Ｍ、Ｓ）を基に３つの力（引き上げる力、押し上げる力、推進する力）を結集。大きな環境変化の中にあっても、業績向上を図りながら「安全文化企業」を実現することを基本方針として掲げている。
　取組としては、現場作業の安全確保を目的とした、社長直轄の「安全見守隊」を組織し、各作業現場を対象とした安全パトロールを実施。合せて「安全診断書」を作成し安全確保のランク別評価や、再指導を要する班や新規班へのパトロールに役立てている。さらに現場作業者とのコミュニケーションを重視した対話型（問いかけ・手助け型）や、安全の徹底を図る指導型を使い分け、班長や作業員が抱える課題を探り、即決できることは、「現場」での解決を図る。
　昨年６月には、「服装、言葉遣いなど、男性では見逃しがちな点にも目が届く女性ならではの視点を生かしたい」と、女性社員５、６人を１チームとした「レディース見守隊」を編成した。
　今年５月完成予定の新社屋（熊本市中央区萩原町）には、分散している事業所や子会社などを集約し、ＳＹＳＫＥＮグループとしての一体感・組織力を更に高めていく。