�潟Wョー・スマイル  
 前川 浩幸  （まえかわ　ひろゆき）

プロフィール

阿蘇市（旧阿蘇郡一の宮町）出身、1960（昭和35）年9月14日生まれの54歳。熊本商科大学卒業後、�潟jコニコ堂入社。95年�潟Wョー・スマイル取締役営業本部長、97年常務、99年４月から代表取締役社長。趣味はゴルフ、読書、映画鑑賞

外食産業の売上高営業利益率ランキングで全国18位に

　３カ年計画で進めている既存店舗のリニューアルが奏効。売り上げは前年比で二桁の伸びを続け、収益力を高めている。こうした企業努力の結果は、14年3月期決算のデータを基に集計された帝国データバンク発刊の「全国企業あれこれランキング」において、外食産業の売上高営業利益率ランキング部門で全国18位にランク。数字で見る客観的な評価は社員にとっても大きな自信となり、モチベーションアップにつながっているという。
　今年もコンセプトを明確にした店舗展開を継続的に実施する予定。２月18日には「村一番健軍店」を改装し、昨年武蔵ヶ丘８丁目に出店し好調な売り上げを続ける「元祖居酒屋一番星」の２号店をオープン。また、３月には東区長嶺の国体道路沿いに初めての業態となるカフェを出店。「女性をターゲットとした新たな戦略店舗として位置付けている」と意気込む。
　厳しい経営環境が続く外食産業の中で、さらに店舗拡大を続けるためには人材の育成と定着が大前提となる。「お客様だけではなく、社員にも魅力がある店（企業）づくりが必要であり、” 飲食のプロ“を育成する各種研修制度や待遇改善など、既成概念にとらわれない経営者の意識改革が、これからの外食産業には必要になってくる」と前川社長。同社の強みである多業態の店舗運営を支える元気社員を育て、目標とする50店舗体制への再挑戦が始まる。