��ネイチャー生活倶楽部  
 垂見 和子  （たるみ 　 かずこ）

プロフィール

菊池市隈府出身。1956年3月2日生まれ。熊本県立女子大文学部卒（ 現熊本県立大学）。1996年8月、�潟lイチャー生活倶楽部設立。ビズネット主催、消費生活アドバイザー、「なっとく！企業」認定

「ネイチャー生活倶楽部」のスタンス鮮明に

　ネイチャー（本能、地球の生命力）、生活（高い意識による生活向上）、倶楽部（実際に行動する女性）。この名称に込めた思いが、創設から20年を超え、目標とする活動に近づいているという。
　全国を走り回り、専門家・開発者、生活者の方々と髪・肌・全身・手荒れ・紫外線対策などこれまで業界では難しいとされていた「悩み・不安・疑問」のさらなる追究が可能になった。例えば、動物実験廃止を訴え20年、やっと人工培養細胞で、目・細胞等への刺激調査も可能に。河川分解も化審法のもと、アミノ酸系では最高の分解率を出すことができた。そしてドンドン増えていく容器。CO2をおさえる容器にも10年以上取り組み、容器メーカーとの協同でバイオマス容器完成も間近。悩みの原因も生活者の情報過多も多く、専門家の方々と正しい手当てや新たな商品開発にも力を入れている。そして悩みや不安・疑問が花粉症やアトピーなど、地球環境問題に起因することもあり、その原因究明から森林保全・無農薬農業への活動へと深まってきている。
　昨年は環境保全を目的に一般財団ネイチャー生活倶楽部を立ち上げ、その一環として江津湖湖畔に、50年来手つかずのビオトープを入手。湧水・沢・ホタル・うなぎなどが生息。広葉樹も多い。生態系保全活動の実践場として新たな拠点が誕生する。