トップ Leaders 熊本のトップ群像 (医) 社団順幸会 阿蘇立野病院
Leaders 2015熊本のトップ群像

(医) 社団順幸会 阿蘇立野病院  
 上村 順一   上村 晋一  (うえむら   じゅんいち   うえむら   しんいち)

  会長   理事長・院長
左が上村順一会長、右が上村 晋一院長
左が上村順一会長、右が上村 晋一院長
プロフィール
うえむら   じゅんいち
阿蘇郡長陽村出身、1936(昭和11)年1月1日生まれの79歳。熊本大学大学院医学研究科修了。趣味は映画、ゴルフ。座右の銘は「鬼手仏心」

うえむら   しんいち
阿蘇郡長陽村出身、1965(昭和40)年3月30日生まれの49歳。久留米大学医学部卒外科医。趣味はゴルフ、テニス。座右の銘は「縁」。日本外科学会認定専門医、日本医療・環境オゾン学会会長、日本医師会認定産業医
南阿蘇地域における医療・介護の両輪を担う
 南阿蘇地域の医療と福祉を担い、貢献を続けている上村医療福祉グループ。
 「ぬくもりと安心の医療」を理念に掲げる(医)社団順幸会阿蘇立野病院は地域における中核医療機関として重要な役割を果たしている。「オゾン療法」や「マグネ療法(交流磁気療法)」などの代替医療を積極的に取り入れているのが特徴だ。約30年前に「マグネ療法」を取り入れた上村順一会長、そして6年前に「オゾン療法」を取り入れた上村晋一理事長。西洋医学と代替医療を組み合わせたものを「統合医療」というが、高齢者の多い地域にこそ統合医療が必要であると、2代に渡り、その実践を通して証明している。一方の(社福)順和会は「地域の高齢者は地域で支える」を理念に、特別養護老人ホームやグループホーム、デイサービスセンターを運営し、地域包括ケアにおける医療福祉連携の一翼を担っている。
 同グループが最近力を入れているのが「院内木鶏」だ。木鶏とは雑誌「致知」を使って人間学を学ぶ社内勉強会のことで、2年前に職員教育の一環として阿蘇立野病院で導入。職員の意識に大きな変化が見られ、2月には順和会でもキックオフした。「グループの連携強化という事業目標の第一歩。ゆくゆくは一緒に行い、相互理解やコミュニケーションを深めるツールにしたい」と上村理事長は期待を寄せている。
〒869-1401 阿蘇郡南阿蘇村立野185-1 TEL0967(68)0111 FAX0967(68)0646 
http://www.asotateno.or.jp (財)日本医療機能評価認定病院
資本金/2600万円 設立/1979(昭和54)年4月 ベット数/88床 従業員/約150人 診療科目/内科、循環器内科、消化器内科、泌尿器科、外科、心臓血管外科、整形外科、肛門外科、脳神経外科、リハビリテーション科 関連事業/訪問診療(居宅療養管理指導)・訪問看護・訪問リハビリテーション、健診センター、オゾン・マグネ療法研究センター関連施設/上村医院、(社福)順和会/特別養護老人ホーム「ひのおか順心館、陽ノ丘荘、陽ノ丘荘さくら館」、グループホーム「ひのおか由紀の里、陽なたぼっこ」、デイサービスセンター「陽ノ丘荘、ひのおかさくら館」
※この記事内容はくまもと経済3月号(2015年2月28日発行分)の掲載内容です。