�且O津野建設  
 西尾 剛人  （にしお　たけと）

プロフィール

熊本市西区河内町出身、1945（昭和20）年1月4日生まれの70歳。済々黌高校ー熊本工業大学卒。「お客様の気持ちになって真面目に一生懸命取り組み、満足していただける建物をお引き渡しする」をモットーに邁進。2008年秋の褒章において黄綬褒章を受章。2000年〜08年まで（社）熊本県建設業協会建築部会会長。一級建築士

常にレベルアップを求め築いた高い「現場力」

�且O津野建設の西尾社長が最も多くの時間を過ごす場所、それは「現場」である。
　「工事の大小や遠近に関わらず全ての現場を直接見て回り、最新の状況を把握しているので人員配置や指示も的確。ほかのどの社長よりも現場を見ていると思う。普段から社長のこのような姿を見ているので、『自分も頑張らなければ』という気になる」。これは、ある現場で社員が語った西尾社長評だ。安全面や進捗状況など気になる点や改善すべき点があればすぐに指摘し、現場スタッフとコミュニケーションを取りながら確認していくことで社員と協力業者に一体感が生まれ、緊張感のある整理整頓された安全な現場を作り出している。これが結果として施主からの高い満足を生む。「現状で満足することなく、まだまだ改善できるはず、という思いで常にレベルアップしていくことが大事」と西尾社長は語る。この常に前進を求める姿勢が同社最大の強みである「現場力」につながっている。
　自ら先頭に立って指揮を執る西尾社長、脇を固める藤吉専務、甲斐常務、中川常務、宮常務、渡邊取締役、永吉取締役ら６人の役員たち、そして社員、協力業者が一枚岩となって、「お客様の満足」のため飽くなき挑戦を続けている。現在、建設業界には技能者の不足という逆風が吹いているが、「チーム三津野」の結束で力強く乗り越えていく。