��ホームステージ  
 田邉 勝宣  （たなべ　かつのり）

プロフィール

1967（昭和42）年12月18日生まれの47歳。熊本県出身。熊本工業高校金属科卒業後、光洋電器工業(株)を経て、92（平成4）年(株)ユニカ（本社･福岡市）に入社。2002年熊本支社長、04年常務（熊本支社長兼務）に就任。10年9月に独立し(株)ホームステージを設立、同年12月宮崎支店を開設した。趣味はゴルフ

事業拡大を視野に、組織づくりに注力

ゼネコンとタイアップし、用地取得から販売に至る独自のスキームで事業を推進する�潟zームステージ。昨年11月には、迎町交差点南西側の国道３号沿いで分譲マンション「レクシア熊本中央エルビエンテ」（総戸数78戸）の建設に着手、同社初の単独事業が始動した。
　２０１０年の会社設立以来、今年１月までに完成した６棟３９０戸が完売するなど、販売実績を着実に積み上げてきた。４月に若葉１丁目（52戸）、６月下旬には段山本町（36戸）でのマンション着工を予定するなど、「レクシア」シリーズのさらなる展開に意欲的だ。
　同社は、マンション事業と併せ戸建て住宅事業にも力点を置く。直近では、秋津と戸島で計10区画を契約し楡木・城山半田で計14区画の宅地分譲を計画する一方、戸建て住宅の新ブランド「プレミネント・スパジオ」を商標登録し、ワンランク上の戸建て住宅を提案。マンション・戸建ての中古物件仕入れも強化するなど、取扱商品拡充による客層の拡大を目指す。
　「現在特に力を入れているのが組織づくり。社員教育や社内の情報共有化を徹底し、各部署が連携してお客様の豊かな暮らし、夢を実現したい」と田邉社長。３月までに５人を新規採用し販売人員を育成するほか、商品開発力や提案能力の向上など社員のスキルアップにも余念がない。次なる事業拡大を視野に、新たなチャレンジが始まろうとしている。