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Leaders 2015熊本のトップ群像

熊本中央信用金庫  
 沼田 雄一  (ぬまた ゆういち)

  理事長
後列左から、開田米藏監事、猪俣和也理事、原口啓二理事、岡本浩幸理事、池 龍彦理事 前列左から、藤井芳久常務理事、沼田雄一理事長、吉田郁生専務理事
後列左から、開田米藏監事、猪俣和也理事、原口啓二理事、岡本浩幸理事、池 龍彦理事 前列左から、藤井芳久常務理事、沼田雄一理事長、吉田郁生専務理事
プロフィール
1957(昭和32)年2月24日生まれの58歳。八代郡氷川町(旧竜北町)出身。中央大学経済学部卒。80年熊本中央信用金庫入庫。94年本部営業統括部(現業務部)次長、97年新大江支店長、通町支店長、佐敷支店長、業務部長などを経て2004年に理事就任。12年3月専務理事、同6月から現職
くまもと県南フードバレーフェスタを開催
 地域活性化の新たな取り組みとして昨年10月に熊本市の交通センターで「くまもと夢の物産市」を開催。32の出展企業に対し2日間で4万人近い来場があり盛況だった。フェイス・トゥ・フェイスを掲げる信用金庫らしく職員も売り場に立って出展企業の販促をサポートし、普段の業務からは知り得ない、商売の原点や苦労などを経験する貴重な機会を得た。大都市圏のバイヤーを招いての個別商談会も実施し、成約に結び付く実績もあがっている。
 また、3月7、8日には、グランメッセ熊本で約80の出展企業を集めて「くまもと県南フードバレーフェスタ」を開催する。2月には先行して県内外のバイヤー約30社を招いての商談会も実施した。これは、熊本県が掲げる「県南フードバレー構想」に同金庫が賛同し、県南の豊富な農林水産物や優れた6次化製品を多くの消費者に知ってもらう機会を提供するもので、県南地域の活性化の一助となることを期待している。
 地域貢献活動はこれだけにとどまらず、認知症の方やそのご家族が安心して暮らせる地域づくりに貢献するため、昨年全役職員が認知症サポーター養成講座を受講し「認知症サポーター」となった。今後も取り組みを継続し、地域社会の安心安全に貢献する覚悟だ。今年は、第4次中期経営計画の最終年。ほぼ計画通りに進捗しており、地域やお客様の期待と信頼に応えるため地域活性化、地域貢献活動を軸にその取り組みを展開していく。
〒862-0973 熊本市中央区大江本町1番6号 TEL096(366)1111 http://www.kumachu.jp/
設立/大正12年12月 出資金/18億円(14年3月末) 預金残高/1,708億円 貸出金残高/871億円(14年12月現在) 
事業内容/金融機関(信用金庫) 役職員数/247人(15年1月末) 店舗/19店舗
《くまもと県南フードバレーフェスタ特設サイト》http://k-kennanfv.com/
※この記事内容はくまもと経済3月号(2015年2月28日発行分)の掲載内容です。