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鞄本政策金融公庫熊本支店  
 藤原 靖士   吉原 孝   大窪 正剛  (ふじわら やすし   よしはら たかし   おおくぼ せいご)

  国民生活 事業統轄   熊本支店長兼 農林水産事業統轄   中小企業 事業統轄
左から藤原靖士国民生活事業統轄、吉原孝熊本支店長兼農林水産事業統轄、大窪正剛中小企業事業統轄
左から藤原靖士国民生活事業統轄、吉原孝熊本支店長兼農林水産事業統轄、大窪正剛中小企業事業統轄
プロフィール
ふじわら やすし
熊本県出身、1957(昭和32)年9月24日生まれ、57歳。慶應義塾大学経済学部卒。81年国民金融公庫(現日本公庫)入庫。2008年国民生活金融公庫鹿屋支店長、10年日本公庫尼崎支店長、14年4月から現職。

よしはら たかし
広島県出身、1959(昭和34)年7月19日生まれ、55歳。東京大学農学部卒。84年農林漁業金融公庫(現日本公庫)入庫。2008年日本公庫農林水産事業本部人事室長、11年同本部情報戦略部長。13年10月から現職。

おおくぼ せいご
熊本県出身、1959(昭和34)年11月14日生まれ、55歳。一橋大学商学部卒。83年中小企業金融公庫(現日本公庫)入庫。2010年日本公庫中小企業事業本部営業推進部副部長、12年大阪支店中小企業事業副事業統轄、14年4月から現職。
県内金融機関や団体と連携し地域経済発展に貢献
 日本政策金融公庫は国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫を前身とする政策金融機関。08年10月の統合・発足以来、国民生活事業、農林水産事業、中小企業事業の3事業が一体となり、連携した融資や、全国情報網を活用したビジネスマッチングを行うなど、” 日本公庫の総合力“を発揮した取り組みを推進している。具体的には創業・新規事業、ソーシャルビジネス、海外展開、農林水産業の6次産業化などの成長戦略分野の支援に注力している。
 県内では、県南地域振興の起爆剤と位置付けられる「くまもと県南フードバレー構想」に関し、13年7月に熊本県と協定を締結。同構想に参画する事業者への融資をはじめ、商談会や海外展開の支援まで幅広くサポート。また、熊本市、合志市と創業支援等に関する協定を締結するほか、県内金融機関との連携も深め、創業や農林漁業分野での協調融資スキームの構築に重点的に取り組む。さらに、中小企業・農林漁業を支援する関係団体や専門家団体とも提携し、事業者の多様なニーズに応えようと、地域における金融サービスの強化に意欲的だ。
 政府が掲げる地方創生の実現に向け、県内中小企業、農林漁業者の経営発展を支援する日本公庫熊本支店。「政策」と「現場の事業者」とをつなぐ役割を果たす同支店にぜひ相談してほしい。
〒860-0801 熊本市中央区安政町4-22 TEL096(353)6121 http://www.jfc.go.jp/
本店/東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー 設立/2008(平成20)年10月1日 資本金/3兆7157億円 準備金/1兆9156億円(15年2月6日現在) 事業内容/[国民生活事業]小規模事業者・創業企業への事業資金融資、ソーシャルビジネス・海外展開の支援、教育資金融資 [農林水産事業]農林漁業・食品産業事業者への融資、経営支援サービス、農林漁業分野における民間金融サポートの推進 [中小企業事業]中小企業・小規模事業者への融資・信用保険、証券化支援 拠点/全国152支店(14年4月現在) 県内拠点/熊本支店、八代支店(国民生活事業) 従業員(県内)/130名
※この記事内容はくまもと経済3月号(2015年2月28日発行分)の掲載内容です。