白鷺電気工業��  
 沼田 幸広  （ぬまた　ゆきひろ）

プロフィール

熊本市出身。1976（昭和51）年4月20日生まれの38歳。日本大学-同大大学院生産工学研究科電気工学専攻博士前期課程修了。2001年4月〜2010年6月までの東海旅客鉄道�葛ﾎ務後、10年7月に白鷺電気工業�鰍ﾉ社長室長として入社、10年9月上席執行役員、11年9月から常務取締役、14年8月社長に就任。趣味はテニス

“100年企業”を合言葉に、新時代へ対応

１９４７年２月の創業以来、今年で創業69年を迎える県下業界トップクラスの老舗企業。昨年８月に３代目社長として就任。「あらためて身が引き締まる思いです。今後も『安全を最優先で、高品質な、環境に優しい工事』を継続スローガンとして、熊本を中心に九州の電気エネルギーの、『くらしと産業の礎』の構築に尽力します」と決意を述べた。
　社長就任に伴い支社の位置づけを大きく変更。各支社は管理・営業に特化し、各支社の現業部門だった課を本社の電力・社会産業本部にある各部の直轄とした。「事業本部制への準備と、プレーイングマネージャーの育成が主眼です」と話す。さらに、従来の社長室を新事業開発室に改組、新時代に向け業務の柱を増やし、屋台骨を強固にする考えだ。「数年後に迎える電力システム改革を見据えた体制の構築です」と経緯を説明。
　また、「ＴｈｉｎｋＡｃｔｉｏｎ26・翔」と名付けた中期経営計画も今年は仕上げの年に、新年度からは「ＮｅｘｔＩｎｎｏｖａｔｉｏｎ29・創」に決定、具体策の検討会も中堅・若手メンバーを中心にスタートしている。
　「いつの時代でも普遍的なものは”人“です。人材育成にも力を入れ” １００年企業“を合言葉に、『幸福度ＮＯ・１企業』を目指していきます」と力強く語った。