トップ Leaders 熊本のトップ群像 医療法人社団英山会 平山泌尿器科医院 ひらやまクリニック
Leaders 2015熊本のトップ群像

医療法人社団英山会 平山泌尿器科医院 ひらやまクリニック  
 平山 英雄  (ひらやま ひでお)

  理事長
ひらやまクリニックにて。前列真中が平山英雄理事長、左隣が津崎祥一郎ひらやまクリニック院長、右隣が石松 隆志平山泌尿器科医院院長。後列左から高橋渡平山泌尿器科医院副院長、甲斐信幸ひらやまクリニック副院長
ひらやまクリニックにて。前列真中が平山英雄理事長、左隣が津崎祥一郎ひらやまクリニック院長、右隣が石松 隆志平山泌尿器科医院院長。後列左から高橋渡平山泌尿器科医院副院長、甲斐信幸ひらやまクリニック副院長
プロフィール
医学博士、昭和26年玉名市生まれの63歳。県立熊本高校から熊本大学医学部に進学、51年卒業、同大学病院泌尿器科に入局し、54年7月から56年6月まで国立熊本病院泌尿器科に勤務。再び熊本大学泌尿器科に移り、平成4年まで勤務する。平成4年に開業、同7年3月に現所在地に移転し、現在に至る。趣味は読書。座右の銘は「忍耐」と「寛容」
信頼と実績兼ね備え、地域密着の医療を提供
 開院以来、「患者さんの立場を考慮し尊重した診療」を基本理念に、信頼と実績を兼ね備えた医療を提供し続ける同院。昨年9月に、元熊本大学医学部泌尿器科准教授の高橋渡医師を新たに迎え、その理念に恥じない病院経営を行っている。
 2011年には県内で初めて、前立腺肥大症に対するレーザーによる手術を導入。短期入院が可能で、出血もなく、痛みも少なく安全で高い治療効果が期待できる手術は、何より患者さんの負担が少ない。術後の排尿状態をチェックする長期フォローアップにも力を入れており、「排尿状態は良好で安定しており、合併症も少ない」と語る。導入から3年が経過し手術実績は150例を超え、紹介や口コミで来院する患者さんが多いことからも同院の信頼の高さが伺える。また、最近男性に増加している前立腺がんの早期発見・早期治療に病診連携を通じて力を注いでいる。血液透析では、透析患者さんを対象とした栄養教室を定期的に行い、旬の食材を使用したレシピを紹介するほか、レシピ紹介のビデオ上映も実施。透析導入前の慢性腎不全の患者さんには家族を交えて栄養指導を行うなど透析導入を遅らせる治療にも力を注ぐ。また、若者に多くみられる性感染症に関して、高校生を対象に講演し、病気に関する正しい認識を植え付けるなどの啓蒙活動を行っている。
 泌尿器科のスペシャリストとして地域密着の医療を提供し続ける同院。今後も確かな技術と実績で信頼を確保し続ける。
平山泌尿器科医院 〒861-8064 熊本市北区八景水谷1丁目24-32 TEL096(345)8588
診療科目/泌尿器科・性病科 入院ベッド数/19床 透析装置数/52台 医師3人 従業員/83人
ひらやまクリニック 〒861-8001 熊本市北区武蔵ヶ丘5丁目23-7  TEL096(337)8838
診療科目/泌尿器科・性病科 入院ベッド数/19床 透析装置数/39台 医師/2人 従業員/58人
※この記事内容はくまもと経済3月号(2015年2月28日発行分)の掲載内容です。