弓場建設��  
 弓場 昭大  （ゆみば　あきひろ）

プロフィール

1971年2月10日生まれの44歳。鹿児島市出身、都城高専3年修了。91年4月に入社し、主任、係長から専務に至るまで各役職を歴任。賃貸マンション事業のノウハウやＦＣ加盟社への経営支援などの経験を生かし、2000年4月にユーミーマンショングループのシンクタンク・�潟�ーミー未来研究所を設立以来、ブランド価値を高める活動にも注力する。会社創立50周年を機に、12年4月弓場建設�鰍ﾌ代表取締役に就任した。趣味はゴルフとバレーボール

全国70,000世帯を達成、ブランド力の強化に邁進

　「『入居者第一主義』を旗印に、入居率の維持・向上に努めたい」ー
　ＹＯＵ（あなた）を活かし、そしてＭＥ（私）が活きる、との思いを込めた『ＹＯＵ＆ＭＥ』を基本理念に掲げる同社。ＲＣ造賃貸マンションの建設に特化し、『ユーミーマンション』のブランド名で鹿児島１１００棟・１万１千世帯、熊本で６００棟・６２００世帯（１月現在）を施工した。弓場社長は「建築分野にとどまらず、エンドユーザーである入居者にいかにして喜んでいただくかを常に念頭に置いている」とし、壁式ＲＣ造による強固な躯体で安全性を高める一方、規格化したシンプルなデザインで建設コストを抑え低家賃を実現。経営理念の遂行に真摯に取り組み、管理物件の平均入居率98％超を維持し続けている。
　賃貸マンションＦＣのパイオニアとして、沖縄から北海道に至るまで施工エリアを拡大。昨年３月末に全国で５８００棟・７万世帯を達成し、『賃貸マンション建築ＦＣ建築戸数（ＲＣ造）日本一』（14年３月東京商工リサーチ調べ）の実績を築き上げた。ＦＣ第１号店を神奈川県で立ち上げたのが１９８６年。現在58社が加盟し60のエリアで事業を推進、来年ＦＣ発足30周年の大きな節目を迎える。
　「ユーミーブランドの浸透を図るの が喫緊の課題。ブランド力を強化し、入居者層への認知度をさらに高めていきたい」と弓場社長。４月にも新たな経営方針を打ち出し、新体制の構築に着手する。