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熊本県民テレビ  
 片岡 朋章  (かたおか ともあき)

  社長
「テレビタミン」毎週火曜、新市街中継出演のばってん城次(前列左)、山本紗英子アナウンサー(右)に囲まれる片岡朋章社長とスタッフ
「テレビタミン」毎週火曜、新市街中継出演のばってん城次(前列左)、山本紗英子アナウンサー(右)に囲まれる片岡朋章社長とスタッフ
プロフィール
東京都出身。1951年7月7日生まれの63歳。東京大学文学部社会学科卒。76年日本テレビ放送網入社。報道、番組海外販売などを経て秘書部長、技術統括局総務兼放送技術センター長、執行役員メディア戦略局長兼IT推進センター長などを歴任、特に局のデジタル化対応時には技術系のリーダーも務めた。12年取締役執行役員技術統括局担当を経て13年7月から現職
おかげさまで“一番見られているテレビ”に
 2014年、年間視聴率で5年連続の三冠王を獲得。しかもこの1年間、全週、全ての月で” 完全制覇“という偉業を達成。年度視聴率でも7年連続、更には過去20年間で地元局最多、計17回目の三冠王達成も確実だ。キー局の日本テレビが好調という背景もあるが、夕方情報ワイドの「テレビタミン」が15%を超える日もあり、夕方帯のトップを独走するなど同局の自主制作番組が地元で支持され続けていることもその大きな要因。熊本市中心街で毎年秋に開催する県内最大級のイベント「夢まちランド」も、番組とのコラボがヒット、昨年は全国的にも注目され、ヤフーニュースでも話題となった。
 28回目の全国放送となる女子プロゴルフトーナメントKKT杯バンテリンレディスオープンを4月に、また同月には「館長庵野秀明『特撮博物館』ミニチュアで見る昭和平成の技」を熊本市現代美術館との共催で西日本地区では初めて(全国巡回最終)開催する。
 2017年春を目指す中央区大江への本社移転も、いよいよ4月上旬には着工できる見通しとなった。「実は全国の系列局で第1号となる最新の放送設備です。日本テレビでのデジタル化対応の経験を是非ここで生かしたい」と強い使命感で大仕事に臨む。さらに「視聴者が納得し、スポンサーが満足し、社員がやりがいを感じる” 三方よし“の番組づくりで熊本を元気にしたい」と話す。
〒860-8522 熊本市中央区世安町7番地 TEL096(363)6111 http://www.kkt.jp/
設立/1981(昭和56)年11月26日 開局/1982年4月1日 資本金/20億円 事業内容/民間放送業 売上高/54億7300万円(14年3月期) 
従業員数/80人 支社/東京、大阪、福岡
※この記事内容はくまもと経済3月号(2015年2月28日発行分)の掲載内容です。