大成経営コンサルティンググループ  
 石本 義弘  （いしもと 　 よしひろ）

プロフィール

八代市出身、1960（昭和35）年5月18日生まれの54歳。熊本商科大学卒業。税理士事務所勤務を経て1993（平成5）年に独立、熊本、八代に事務所を構えた。趣味は読書、旅行。座右の銘は「出逢い」。「多くの出逢いがあって今の自分がある」と語る。熊本県経営コンサルティング協議会の副会長も兼ねる

「変化」の時代にグローバルな視野で企業経営を支援

　「アジアを中心にグローバル化が急速に進んでいる。アジア経済の影響が大きくなり、各企業はさらに変革が求められる」と石本会長。「海外から日本や自社グループを見ることで、時代の変化が実感できる。21世紀はアジアの時代であり、日本は地理的優位性も含めて、技術やサービスなどアジアで売れるものが数多くある」とチャンスの到来を説く。
　財務会計総合コンサルタント業を中核に士業のグループ化を図り、事業領域を広げていくとともに東京、大阪に事務所を開設、首都圏、関西での事業を拡大してきた。ベトナムにも進出し、企業の海外進出をサポートする。「アジア進出の顧客が増えれば、国内の東京、大阪、熊本の顧客を増やすことにつながっていく」とさらにアジアでの拠点開設も視野に入れている。
　「経営上の問題は、複合的に発生してくる。顧問先や取引企業から、事業承継、Ｍ＆Ａ、資産運用、相続といった新たな相談が増えており、グループ力を生かしてトータルでの解決策を出している」と専門性を持って対応する。
　「スピード、クオリティ、プライス」をキーワードに「経営者のための『ワンストップサービス』を強化していく。グローバルな視野で時代の変化に対応できるようスピード感を持って企業経営を支援していく」とアジアの中での日本の成長戦略を進めていく。