トップ Leaders 熊本のトップ群像 医療法人社団 鶴友会 鶴田病院
Leaders 2015熊本のトップ群像

医療法人社団 鶴友会 鶴田病院  
 鶴田 克家   鶴田 豊  (つるた かついえ   つるた ゆたか)

  理事長   院 長
病院のロビーで。鶴田克家理事長(左)と鶴田 豊院長(右)
病院のロビーで。鶴田克家理事長(左)と鶴田 豊院長(右)
プロフィール
つるた かついえ
1968(昭和43)年熊本市生まれ。産業医科大学卒業後、熊本大学医学部附属病院第一内科入局。熊本労災病院消化器内科、熊本大学医学部附属病院消化器内科などを経て、07年鶴田病院内科部長兼消化器内科副部長、08年副院長、14年理事長就任。内視鏡専門医としてがんの早期発見に取り組むほか、人間ドックなど健診部門を担当

つるた ゆたか
1972(昭和47)年熊本市生まれ。久留米大学医学部卒業後、熊本大学医学部附属病院第一外科入局。人吉総合病院外科、熊本中央病院外科、熊本大学医学部附属病院消化器外科などを経て、10年鶴田病院診療部長、14年院長就任。良悪性の消化器系疾患及び鼠径ヘルニアや胆のう摘出術などの腹腔鏡手術、がんのリハビリなどを担当
一貫したがん医療など二人三脚で理想の病院づくりに邁進
 「地域に密着し、生活圏内で完結する包括的な医療・福祉・介護サービスの提供を基本に、緩和ケアを含めた一貫したがん医療や365日休まないリハビリテーション、人工透析など、当院独自の特徴ある診療体制に加え、健診や人間ドックなど地域の皆様の健康管理や生活習慣病の予防も当院に与えられた重要な役割だと考えています」と語る克家理事長。父である鶴田克明会長が当地で開業以来、永年にわたり取り組んできた理想の病院づくりは、昨年4月、名実ともに二人の息子に受け継がれ、「地域のニーズに応える医療・福祉の充実を目指す」という診療理念の実現に向け、弟の豊院長と二人三脚で奔走する。
 とりわけ、克家理事長、豊院長が中心となり診療体制を整えているがん医療においては、内視鏡による早期発見から腹腔鏡などを用いた外科手術、温熱療法や化学療法、難治性腹水貯留の治療、がん患者のリハビリ、そして苦痛や悩みを和らげる緩和ケアまで、患者さんや家族に寄り添う、温かな医療を実践。県内外のがん拠点病院や周辺医療機関との信頼関係を構築し、診断から治療、回復期、機能維持期、ターミナル期まで、切れ目ない医療を提供している。「チーム医療の推進、医療情報の開放、インフォームドコンセントの確立に努め、さらに患者さんが安心して治療を受けられる病院を目指します」と克家理事長。謙虚な言葉の中にも高い目的意識を持ち、豊院長と共に理想の病院づくりに邁進する。
〒862-0925 熊本市東区保田窪本町10-112 TEL096(382)0500 http://www.kakuyuukai.or.jp
診療科目/消化器内科、内視鏡内科、循環器内科、神経内科、呼吸器内科、消化器外科、内視鏡外科、肛門外科、整形外科、リハビリテーション科、泌尿器科(人工透析)、緩和ケア内科、麻酔科(上妻精二)、放射線科 病床数/105床 一般病棟50床(内、地域包括ケア病床11床)、回復期リハビリテーション病棟35床、緩和ケア病棟20床 診療受付時間/月曜〜金曜・午前8:40〜12:00 午後13:50〜17:30 土曜8:40〜12:00 休診日/日曜・祝日
※この記事内容はくまもと経済3月号(2015年2月28日発行分)の掲載内容です。