�潟zームステージ  
 田邉　勝宣  （たなべ　かつのり）

プロフィール

1967（昭和42）年12月18日生まれの48歳。熊本市南区八幡出身。熊本工業高校金属科卒業後、光洋電器工業(株)を経て、92（平成4）年(株)ユニカ（本社･福岡市）に入社。2002年熊本支社長、04年常務（熊本支社長兼務）に就任。10年9月に独立し(株)ホームステージを設立、同年12月宮崎支店を開設した。趣味はゴルフ

福岡進出に布石、マンション分譲事業を九州一円に

　「教育機関や病院の立地、買い物や交通の便など、利便性が整った場所に物件を供給していく。これが当社の基本スタンスです」
　「レクシア」ブランドのマンション分譲を手掛ける�潟zームステージ。年明け早々、宮崎の中心市街地にほど近い宮崎市丸山２丁目でレクシア神宮参道グラシオ（総戸数70戸）の建設に着手した。熊本市中央区迎町１丁目の国道３号・迎町交差点南西側にはレクシア熊本中央エルビエンテ（78戸、３月完成予定）が全容を現し、健軍商店街ピアクレス沿いでは、11月の完成を目指しレクシア健軍プレミデンス（同市東区若葉１丁目、52戸）の建設が着々と進む。田邉社長は「おかげさまで各物件とも販売は好調に推移しています」と語り、立地選定への自信をのぞかせる。このほど、同市中央区九品寺５丁目の約４３００�uの用地を取得。総事業費36億円、総戸数１１３戸の物件建設を計画し、遅くとも５月には着工する。
　「新幹線沿線の福岡・熊本・鹿児島を軸に、九州一円でマンション分譲事業を展開したい」と田邉社長。昨年末、福岡への本格進出を視野に不動産業の�潟Xターク（福岡市南区大楠１丁目）を完全子会社化した。鹿児島中央駅近くの鹿児島市加治屋町では、６月にも鹿児島初物件となる分譲マンションの販売を開始する。「信念に従い正直に、目標に向かいスピード感をもってやり切ることが大事」と事業拡大への意気込みも新ただ。