Leaders 2016熊本のトップ群像

鰹ャ竹組  
 大堂 正人  江越 征記  (おおどうまさと  えごしせいき)

  社長  会長
江越征記会長と大堂正人社長(右)
江越征記会長と大堂正人社長(右)
プロフィール
おおどう まさと  
熊本市出身、1971(昭和46)年5月10日生まれ、44歳。済々黌高校―96年福山大学建築科卒業後熊谷組入社。99年小竹組入社、02年営業部兼社長室付、04年取締役、09年常務、2011年専務、2014年11月15日付で代表取締役社長に就任。趣味は読書

えごし せいき
本渡市出身、1944(昭和19)年5月24日生まれ、71歳。県立天草高校―下関市立大学経済学部経済学科卒業後九州産業交通入社。77年小竹組入社、83年取締役、85年常務、2000年代表取締役社長、2014年11月15日付で会長に就任。趣味は山歩き、スポーツ観戦、家庭菜園。座右の銘は「正大」、「剛健」、「寛厚」
若手採用や社員育成で次世代を担う技術者を生み出す
 資材高騰や技術者不足など業界の環境が厳しい中、時代の変化に対応し、若手技術者の育成などに力を入れる鰹ャ竹組は今年で93年目を迎える。2014年11月に社長に就任した大堂正人社長は「あっという間に1年が過ぎた。社員を含め日頃からお力添えをいただいている方々のおかげで会社が成り立っているのを改めて肌で感じ、非常に感謝している」と振り返る。
 これまでにも日本建設業連合会のBCS賞やくまもとアートポリス推進賞選賞の受賞など数多くの実績を持つ。これらは、同社が長い歴史の中で「技術力」を最重要視し、研鑽を怠らず挑戦を続けてきた結果だといえる。この技術力により顧客からの信頼を得ることも多く、リピーターの確保にもつなげているのが同社の強みだ。また、現場所長がベテラン担当部長からアドバイスを受けられる「担当部長制」の導入や若手技術者を積極的に採用するなど同世代で切磋琢磨し、相談しやすい環境づくりに努め、技術者集団としてさらなる高みを目指す。
 昨年11月には江越征記会長が環境分野における旭日単光章を受賞し「私たち総合建設業にとって環境への配慮は不可欠。今後も事業モラルに沿った経営で地域に貢献していきたい」と力を込め、これからも大堂社長率いる同社は建設業界を牽引していくに違いない。
〒862-0971 熊本市中央区大江4丁目13-20 TEL096(366)2111 FAX096(366)2116 http://www.kotakegumi.jp
創業/1924(大正13)年11月 設立/1944(昭和19)年5月 資本金/7300万円 事業内容/総合建設業、産業廃棄物処理業 従業員数/60人 平均完工高/34億円 支店・営業所/鹿児島支店、植木営業所 関連企業/大堂開発 最近の主な施工実績/(学)第一学園第一幼稚園改築工事、シモハナ物流褐F本物流センター新築工事、潟Tトウロジック第二倉庫棟新築工事、Honda Cars熊本東菊陽バイパス店新築工事、コンドーテック熊本営業所新築工事、新伊藤ビル新築工事、城南総合スポーツセンター(仮称)体育館新築その他工事
※この記事内容はくまもと経済3月号(2016年2月29日発行分)の掲載内容です。