トップ Leaders 熊本のトップ群像 (医)社団順幸会 阿蘇立野病院
Leaders 2016熊本のトップ群像

(医)社団順幸会 阿蘇立野病院  
 上村 順一  上村 晋一  (うえむらじゅんいち うえむらしんいち)

  会長  理事長・院長
プロフィール
うえむら じゅんいち
阿蘇郡長陽村出身、1936(昭和11)年1月1日生まれの80歳。熊本大学大学院医学研究科修了。趣味は映画、ゴルフ。座右の銘は「鬼手仏心」

うえむら しんいち
阿蘇郡長陽村出身、1965(昭和40)年3月30日生まれの50歳。久留米大学医学部卒外科医。趣味はゴルフ、テニス。座右の銘は「縁」。日本外科学会認定専門医、日本医療・環境オゾン学会会長、日本医師会認定産業医
「あそ統合医療研究所」開設。阿蘇の街づくりの一助に
 「ぬくもりと安心の医療」を理念に掲げ、南阿蘇地域の医療と福祉をけん引する阿蘇立野病院。
 高齢化が進む阿蘇地域にあって、地域の「かかりつけ医」としての役割はもちろん、先進的な取り組みで医療業界に一石を投じている。約30年前に当時院長だった上村順一会長がマグネ(交流磁気)療法をいち早く導入。平成19年には上村晋一理事長(当時院長)が九州で初めて大量自家血液オゾン療法を導入すると同時に「九州オゾン・マグネ療法研究センター」を設立、その後も様々な療法を導入するなど積極的に代替医療を推進してきた。
 昨年12月には、自由診療専用フロアとして「あそ統合医療研究所」を開設。最新機器を揃え、オゾン療法やマグネ療法をはじめ、ラドン温室浴、高濃度ビタミンC点滴療法、プラセンタ療法、マイヤーズカクテル、薬石温熱療法などを、リラックスしながら受けることができる環境を整え、熊本市内からの利用者も多いという。
 上村晋一理事長は「統合医療とは様々な医療を統合し、患者中心の医療を行うこと。高齢化が進む阿蘇地域にこそ統合医療が必要だと確信している。開設を機にこれまで以上に阿蘇を意識し、全人的医療に邁進したい。当院の取り組みが阿蘇の街づくりの一助になれば」と熱い想いを語る。
〒869-1401 阿蘇郡南阿蘇村立野185-1 TEL0967(68)0111 FAX0967(68)0646 
http://www.asotateno.or.jp (財)日本医療機能評価認定病院
資本金/2600万円 設立/1979(昭和54)年4月 ベット数/88床 従業員/約150人 診療科目/内科、循環器内科、消化器内科、泌尿器科、外科、心臓血管外科、整形外科、肛門外科、脳神経外科、リハビリテーション科 関連事業/訪問診療(居宅療養管理指導)・訪問看護・訪問リハビリテーション、健診センター、あそ統合医療研究所 関連施設/上村医院、(社福)順和会/特別養護老人ホーム「ひのおか順心館、陽ノ丘荘、陽ノ丘荘さくら館」、グループホーム「ひのおか由紀の里、陽なたぼっこ」、デイサービスセンター「陽ノ丘荘、ひのおかさくら館」
※この記事内容はくまもと経済3月号(2016年2月29日発行分)の掲載内容です。