飯塚電機工業��  
 松尾 修一  （まつお しゅういち）

プロフィール

熊本市出身、1973（昭和48）年11月22日生まれの43歳。熊本学園大学商学部卒、2000年同社入社、2004年社長就任、趣味・ゴルフ

アドバンス〜枠にとらわれずさらなる進化を目指す

 創立65周年を迎えた地場大手電気設備工事会社の飯塚電機工業�梶B
　昨年の熊本地震では発震後に、社員を緊急招集。水漏れ発生などの応急対応や上下水道、ポンプ場の復旧作業に奔走し、熊本復興のため全力を注いできた。松尾社長は「震災を契機に、電気、水道などのインフラの重要性が改めて認識させられました。今後、これらの安定供給を支える仕事はお客さまから益々高度化を求められますが、当社としてもこの期待に応えていきたい」と語る。
　同社はこれまで「アドバンス〜枠にとらわれずさらなる進化を目指す」のテーマのもと、果敢な挑戦を続けてきた。神戸市営地下鉄の受変電システム、鹿児島県奄美市浄化センターの改修工事など県外の大型案件にも着手。ほかにもメーカーとタイアップし、先進的な機械の導入、ブライト企業認定など、常に新たな一歩を踏み出している。また何よりも技術力の向上を最重要視。昨年は熊本市から北消防署庁舎建設空気調和設備工事で管工事部門優良工事表彰や同社技術者が国際アビリンピック「建築ＣＡＤ部門」の日本代表として世界４位に輝くなど技術力向上に余念がない。「エンジニア会社の一番の基本となるのは技術力。新たな分野への取り組みも継続しながら次代を担う若者の育成に力を入れていく」と技術者集団としてさらなる高みを目指す。