西部ガス�褐F本支社  
 金井　昌道  （かない　まさみち）

プロフィール

福岡県出身、1958（昭和33）年7月27日生まれの58歳、82（昭和57）年3月西南学院大学法学部卒業、同年西部瓦斯に入社、2009年7月事業推進部事業開発室長、13年4月理事住宅エネルギー本部住宅エネルギー営業部長、16年4月から執行役員熊本支社長、趣味はゴルフ

「エネルギーとくらしの総合サービス企業グループ」を目指して

　昨年４月に熊本支社長として赴任直後、熊本地震が発生。４月16日の本震後に10万戸を超えるガス供給を停止したのは同社としても創立以来初めて。ライフラインを担う企業として一刻も早い復旧が望まれる中、日本ガス協会を通じ全国のガス事業者から応援があり、最大４６００人態勢で作業を進行。「安全性を十分確認しながら予定より約１週間早い４月30日に復旧作業を終えました。この間、お客さまからのやさしい言葉は本当に励みになりました」と感謝の意を表す。
　今年の４月からはガスの小売全面自由化がスタートする。その対抗策として都市ガス需要を維持・拡大するためにガス料金の新メニューとサービスを付加した「ヒナタメリット」を創設。料金以外でもサービスの充実を図っている。また、お客さまとのつながりをより大切にするため、お客さまの暮らし全般に関するお困りごと・悩みを解決する「ヒナタくらしサービス」も一昨年から展開している。今春４月27日には『西部ガスショールームヒナタ熊本』が、下通にオープンする商業ビルの「ＣＯＣＯＳＡ」に移転し、新装オープンする。マイホーム発電「エネファーム」や床暖房など最新のガス機器を体験していただける体感型のショールームで交流スペースとしても活用していく。
　今後も西部ガスは、都市ガス事業をコア事業としお客さま満足のために「エネルギーとくらしの総合サービス企業グループ」を目指していく。