熊本キワニスクラブ  
 島田　万里（熊本県信用組合理事長）  （しまだ　まさと）

プロフィール

国際キワニスは米国デトロイトで1915年創設、102周年を迎えている。世界85カ国に約7,300クラブ、キッズから大学生らの集まり含めると16,000クラブとなる。日本地区には35ｸﾗﾌﾞで会員は約1900人。「キワニス」はアメリカ先住民の言葉「ＮＵＮ-Ｋｅｅ-Ｗａｎis」（皆一緒に集まる）に由来し、当初は会員間の商取引の集まりだった。一方で貧しい人々にクリスマス・バスケットを届ける慈善活動も実施。後にクラブの目的についての活発な議論が起こり、現在は社会奉仕を使命とし、「子ども達に奉仕する」をモットーとしている。

子ども達の心に寄り添う社会奉仕団体

　国際キワニス日本地区所属の熊本キワニスクラブは２００２年８月設立。現在、本クラブ89人と４衛星クラブ（レディーズ、宇城、阿蘇、菊池）に88人、総数１７７人で東京に続き全国２番目の会員数となった。例会は月２回で充実した活発な会員交流が魅力となっている。活動は「子ども達に奉仕する」をモットーに、世界の「小児破傷風撲滅」寄金協力、日本地区では「児童虐待防止啓発オレンジリボンキャンペーン」や幼児を癒す「キワニスドール」寄贈、熊本では母子の命を守る「こうのとりのゆりかご」支援など実施している。
　今期は島田万里第15代会長（県信用組合理事長）が「子ども達の心に寄り添う社会奉仕団体」をスローガンに掲げている。現在、独自の取り組みに加えて全国クラブからの熊本地震義援金活用で、子ども達に心を寄せ、元気な成長を助ける奉仕活動などを目指している。