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Leaders 2017熊本のトップ群像

肥後交通グループ  
 野々口 弘基  (ののぐち こうき)

  代表
プロフィール
1959(昭和34)年6月11日生まれの57歳。熊本市中央区帯山出身。大学卒業後、82年4月肥後タクシー汲ノ入社し、89(平成元)年4月専務、2013年6月社長に就任と同時にグループ代表にも就任。(一社)熊本県タクシー協会青年部会部会長(05〜09年)のほか、熊本経済同友会常任幹事、全国防衛協会連合会青年部会会長(12〜16年)など数々の公職も務めている。同市中央区国府2丁目在住
“人財力”を武器に、事業の多角化を推進
 旅客運送業を中心に、駐車場運営やガソリンスタンド・ボウリング場の経営など多角的に事業を展開する肥後交通グループ。「タクシー会社の枠にとらわれず、一企業として複数の収益の柱を持つ必要がある」と語る野々口弘基代表は、「実際に一歩踏み出さないと前進はない」とし、さらなる事業の拡充を図る考えだ。
 観光案内などの技術習得を促す認定制度の導入や、来日客への接客スキル向上を図る研修会の実施など、人材の育成にも余念がない。約7年前に始めたオフサイトミーティングでは、現場で発生した各種事案を題材に、問題点や課題などについてグループごとに討議。その改善案を毎年4月からの年度事業として実践している。「計画を立て実行、それを評価し改善するというPDCAサイクルの考え方がグループ全体に浸透してきた。量より質を重視し築いてきた“人財力”が当社の強みです」と野々口代表。一昨年に事業を承継した人吉の2社も良いスタートができたのも、社員育成への様々な取り組みを推進し、社員の資質に磨きをかけてきた結果だと言えそうだ。
 タクシー業界にとって、労働力不足や、ウーバーなどのマッチングビジネスによるライドシェア問題は喫緊の課題となっている。「熊本地震による需要の増加が落ち着くであろう2、3年のうちに対策を具体化、実行しなければならない」とし、その打開策の一つとして配車システムの一元化を提唱。業界全体の将来も見据え、新たな取り組みへの意欲を新たにする。
〒860-0823 熊本市中央区世安町282 TEL096(368)3134 FAX096(368)3132 http://higokotsu-group.com/
創業/1959(昭和34)年12月設立/1960(昭和35)年3月 資本金/7,700万円(グループ合計) 事業内容/タクシー業、バス事業、旅行業、人材派遣業、駐車場業、LPガス販売、自動車板金塗装、不動産賃貸業、ガソリンスタンド経営(人吉市)、ボウリング場経営(人吉市・鹿児島県霧島市)ほか 役員/グループ代表:野々口弘基、会長:野々口英子 グループ従業員数/350人(2017年1月末現在)グループ会社/肥後タクシー求A且O和タクシー、安全タクシー梶A且Y交ポニータクシー、人吉タクシー梶A肥後交通ホールディングス梶A肥後交通求A三和パーキング、潟宴Cフサポート九州、野々口商事梶@グループ保有台数/185台(普通タクシー171台、大型タクシー2台、ジャンボタクシー6台、小型バス6台) 営業所/10カ所 事業区域/熊本市、天草市、上天草市、苓北町、人吉市ほか
※この記事内容はくまもと経済3月号(2017年2月28日発行分)の掲載内容です。