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 田邉 勝宣  (たなべ かつのり)

  社長
熊本市中央区水前寺2丁目の本社前で
熊本市中央区水前寺2丁目の本社前で
プロフィール
1967(昭和42)年12月18日生まれの50歳。熊本市南区八幡出身。熊本工業高校金属科卒業後、光洋電器工業鰍経て、92(平成4)年潟ニカ(本社・福岡市)に入社。2002年熊本支社長、04年常務(熊本支社長兼務)に就任。10年9月に独立し潟zームステージを設立、同年12月宮崎支店を開設。17年7月、熊本市中央区水道町から現在地(同区水前寺2丁目)に本社を移転した。趣味はゴルフ
マンション販売好調、事業エリアを九州全域へ
 昨年7月、熊本市中央区水前寺の土地と既存建物(RC一部4階建て)を購入し、創業の地・同区水道町から本社を移転した。メーン事業となるマンション分譲の新規物件販売に備え、1階には常設モデルルーム用のスペースを確保。約25台収容の駐車場も整備し、顧客の利便性を高めた。8月には肥後銀行の保証付き私募債「学び舎(や)応援私募債」を発行し、田邉勝宣社長の母校である川尻小学校に緊急時対応用の校内連絡用インターホンを贈呈。財務内容の健全性とCSR活動への取り組みなどをアピールした。
 同社はこれまでに、熊本市に6棟(319戸)・宮崎市に3棟(271戸)の分譲マンションを建設し、完売を達成。直近では、昨年12月鹿児島市に初物件、ことし2月には熊本市内の物件が完工した。同市中央区九品寺で建設中の分譲マンション「レクシアシティ九品寺グラナス」(113戸)は4月中旬に、宮崎市江平中町の「レクシアシティ宮崎中央レジデンス」(104戸)は8月下旬にも完成する。住環境へのこだわりと独自の指標に基づいた市場戦略が奏功し、いずれの物件も販売状況は好調に推移。熊本市東区新生や西区島崎にもマンション用地を確保するなど、さらなる展開が注目される。
 マンション分譲や戸建て住宅販売、不動産事業など、社内各部署の分社化を計画する同社。専門分野のエキスパートを育成し、さらなる生産性の向上を図る考えだ。4月には、福岡市にマンション販売代理の新会社を新設する。田邉社長は「九州全域での事業展開を本格始動させる」とし、次なるステージへと視線を向ける。
〒862-0950 熊本市中央区水前寺2-16-11 TEL096(385)8080 FAX096(385)8081
http://www.homestage.co.jp
設立・創業/2010年9月 資本金/5,000万円 売上高/45億58万円(2017年2月期) 従業員数/42人(2018年1月末現在) 事業内容/マンション分譲、戸建て住宅販売、不動産売買・仲介・賃貸・管理ほか 営業拠点/(宮崎支店)宮崎市船塚1-47 TEL0985(62)0640 FAX0985(23)1471 施工実績(完成物件)/分譲マンション10棟・総戸数626戸、戸建て住宅135戸(2018年1月末現在) 関連会社/潟zームレボ、潟zームパートナーズ、潟zームスターク、潟lオホーム
※この記事内容はくまもと経済3月号(2018年2月28日発行分)の掲載内容です。