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Leaders 2019熊本のトップ群像

九州産業交通ホールディングス  
 矢田 素史  (やだ もとし)

  社長
プロフィール
広島県福山市出身、1961(昭和36)年7月25日生まれ、57歳。防衛大
学校卒、84(昭和59)年4月陸上自衛隊入隊。93(平成5)年潟Gイチ・ア
イ・エス入社、98(平成10)年5月関東営業本部次長、00(平成12)年5
月社長室長、01(平成13)年9月人事部長、04(平成16)年11月管理部
長、05(平成17)年10月九州産業交通褐レ問、同年11月25日付けで社
長就任。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」「等身大の我であれ」
桜町再開発9月上旬オープンへ
鉄骨が組み上がり、いよいよその全容を現しつつある桜町再開発。内装工事も急ピッチで進んでおり9月上
旬のオープンを目指す。シネコンやスーパー、結婚式場、有名飲食店、オフィスなどの入居を公表し、テナント148区画中ほぼ全区画が決定している。
このうち県内初は46店舗、旧交通センターからの継続が16店舗、地元企業テナントが30店舗という構成。6月頃
に全テナントを公表する予定だ。「期待どおりのものが揃ったと思う」とテナントリーシングにはまずまずの手
応え。「開業後は他の商業施設との競合というより、対郊外、対福岡、対ネットの視点で街中の賑わいを取り戻すための相乗効果を生み出していきたい」とパイ自体の拡大を目指す。
 バス事業及び旅行事業では、桜町に集客できる新路線の開設、佐世保線「さいかい号」の復活などを計画して
おり、県内はもとより、九州各県とバスを中心としたアクセスで結んで、桜町をハブとした「出入口観光の中心熊本へ」と観光プラットホーム事業を展開、「需要の反転拡大」を目指す。インバウンド対応を中心に特にヒットした路線バスの旅(ロバの旅)のコース増設も計画。リテール事業は、桜町再開発ビルに6店舗を出店する計画で、大分(ステーキ)、宮崎(シュークリーム)、沖縄(フレンチトースト)などにも新店舗を出店、九州展開を加速させる。
〒860-0804 熊本市中央区辛島町5-1 TEL096(325)8229 http://www.kyusanko.co.jp/  設立/1942(昭和17)年8月 ※九州産業交通ホールディングス鰍フ下、九州産交バス梶F旅客自動車運送事業、九州産交ツーリズム梶F旅行業、航空代理
店業、ロープウェー事業、九州産交ランドマーク梶Fバスターミナル事業、九州産交リテール梶Fレストラン・売店事業等の14社が事業展開。資本金/10億
6,500万円 事業内容/グループ会社の事業活動の管理・支援 売上高/216億円(2018年9月期グループ連結) 従業員数/1,778人(グループ全体)
※この記事内容はくまもと経済3月号(2019年2月28日発行分)の掲載内容です。