太陽電気��  
 田村 卓  （たむら　たかし）

プロフィール

1977（昭和52）年2月1日生まれの42歳。八代第一高校（現・秀岳館高校）―熊本学園大学商学部卒。99年太陽電気入社、2010年取締役、15年同副社長。趣味はゴルフ

“自他共栄”の精神でより良い環境づくりを

昭和23年、熊本市万町を拠点にスタートした太陽電気。今では八王寺町を本社に八代、水俣、芦北、鹿児島の５拠点を構える企業へと成長を遂げている。昨年は創立70周年を迎え、熊本市のＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで記念式典を開催。関係者ら約２００人が出席し節目を祝った。その中で６代目社長の田村社長は「これまで経営を継続できたのは、先代から続く社員らが自身の利益ばかりにとらわれない「自他共栄」の精神を貫いてきたからに他ならない。これからも創立当時の想いを引き継ぎ次なる80周年を目指す」と述べた。
 太陽電気は電気工事の専門家として配電線工事を主軸に展開。中には高速道路の照明工事など高い精度が求められる作業もあるが、これまで積み上げてきた確かな信頼で担うことができる。また工事のジャンルにおいてもインフラ、公共、医療、教育などあらゆる分野で力を発揮できる。同社が関わった施工実績にはグランメッセ熊本、阿蘇くまもと空港ターミナルビルなどの大型案件が軒を連ねており、熊本の発展と共に歴史を積み上げてきた企業といえるかもしれない。「これまでのご支援に感謝し、これからも熊本でノウハウを発揮して新たな信頼を築きます」と話す田村社長に末永い「より良い環境づくり」を期待したい。