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潟Tンテクノ  
 福田 善之  (ふくだ よしゆき)

  社長
プロフィール
熊本市出身、1975(昭和50)年生まれの43歳、鎮西高等学校-東和大学電子工学科卒。2002年に潟Tンテクノを創業。熊本電気工事協同組合、肥後黎明・ライオンズクラブ、熊門会会員
義務化された未来型スプリンクラーの設置提案で安心・安全な社会構築へ
省エネ空調設備や低消費電力タイプの次世代LED照明、電気設備設計、施工、メンテナンスを行う潟Tンテクノ。最新空調機器やLED照明への更新による消費電力を削減し、無料での比較シミュレーションや補助金代行などを行い、省エネと快適な空間の提供を両立させ、地域のエコ社会促進へ貢献している。
 現在力を入れている事業が、火災から命を守る消火設備スプリンクラーの設置・提案だ。消火設備は特に医療・福祉・介護施設などには必須なもので、30年の消防法改正により、入院設備のある診療所などの既設医療施設に設置が義務化。現在厚労省は補助金申請を受け付けている。同社ではローコスト、省スペース、水ではなく薬剤による効率的な消火を行う未来型パッケージ型自動消火設備スプリンクラーを取り扱っており、煩雑な補助金申請のサポートから工事まで一貫体制で普及拡大を目指し、能力向上の技術集団とサービス向上に努めている。
 福田社長は「2017年度には全国で2万1365件の建物火災が発生。中には、スプリンクラーによる初期消火を行えば、建物の延焼を食い止め死傷者を減らすことができたかもしれない。しかし熊本にもまだ未設置の施設が多数ある状況です。日常時から人々の暮らしの
安心・安全を守るためにも、工事・補助金対応のスプリンクラー設置提案にも力を注ぎ、地域の住みよい街づくりのため日々奮闘していく」と力強く語った。

※この記事内容はくまもと経済3月号(2019年2月28日発行分)の掲載内容です。