トップ Leaders 熊本のトップ群像 飯塚電機工業
Leaders 2019熊本のトップ群像

飯塚電機工業  
 松尾 修一  (まつお しゅういち)

  社長
プロフィール
熊本市出身、1973(昭和48)年11月22日生まれの45歳。熊本学園 大学商学部卒、2000年同社入社、2004年社長就任、趣味・ゴルフ 
業者間の連携を深め、総合設備業として熊本の未来を創る
 プラント工事や電気設備、空調・給 排水衛生設備などを行う総合設備業 の飯塚電機工業梶B電気・水・空気な ど生活インフラに携わる同社は、熊 本地震後の上下水道やポンプ場、被 災工場の解体、新工場建設など多く の復旧工事に携わり、松尾社長は「復 旧工事後、お客さまから感謝の言葉 をいただき、企業としての役割や使 命を改めて胸に強く刻むことができ た」と振り返る。現在でも関連業者と 連携しながら熊本で数多くの官民案 件を手がけ、熊本復興のシンボルでも ある桜町再開発事業でМICE施設 の工事を実施するなど熊本の復興発 展を支え、社員一同『熊本の未来を創 っている』という思いを胸に、日々の業 務に邁進している。  現在力を入れて取り組んでいるの が、働きやすい環境づくりや風通しの 良い組織構築だ。「ブライト企業」や 「よかボス企業」への認定、ヘルスター 健康宣言の実施に加え、女性管理職 を2名登用し、技術者を事務面でフ ォローする業務を新設するなど、多 様な働き方を展開。また部活動を推 奨し、会社として支援するなど社員 間のコミュニケーションづくりにも精 力的だ。現在若手メンバーなどでアイ ディア委員会を構成し会社発展のた め意見を喚起している。「様々な感性 からの情報を収集し、来年の 70 周年 に向けさらなる進化を目指す」と松 尾社長は力強く語った。


※この記事内容はくまもと経済3月号(2019年2月28日発行分)の掲載内容です。